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15分でできる「簡単片付け」の手順

私は片付けが苦手だ。それとも散らかしの天才と言った方がいいだろうか。
とにかく片付けても片付けてもすぐに散らかしてしまう。そしてそんな自分に心底うんざりする。

ゴミを捨てて、散らばった本を本棚に戻す。その程度の片付けなら問題ない。だが私の場合、「片付けなければ」と思った時には既に手遅れなほどに散らかっている。そしてどこから片付けたらいいか分からず、途方にくれる。

だが、私のように悩む人は少なくないのではないだろうか?
そこで今回は、うんざりした時に短時間でできる片付けの手順をまとめてみようと思う。

そして実は今、実際に片付けをしながらこの記事を書いている。そう、これは何度も同じことを繰り返してうんざりしている自分のためのマニュアル作りでもあるのだ。

1. 布団をたたむ or ベッドメーキングをする

片付けを始める時、私たちが途方にくれるのは、片付ける面積が広く膨大な時間がかかるように感じられてしまうからではないだろうか。なのでまず、部屋の中でも視覚的占有面積の広い寝具から片付けてしまうのがいいと思う。
布団なら畳んで隅に積む。ベッドを使っているなら、しわくちゃになった掛け布団をさっと整えてしまおう。たった一瞬の行為なのに驚くほどすっきりとした気持ちになる。

2. 明らかなゴミと汚れ物を撤去する

なんとも程度の低い話で引かれてしまいそうだが、私の部屋には普通の人が当たり前に片付けている明らかなゴミや汚れ物も散らばっている。なので、布団を片付けていくらかスッキリした後は、これらの片付けを優先したい。

飲み終わったペットボトル、お菓子の空き箱、マグカップやグラス、薬のゴミ、外した後のコンタクトレンズ、ティッシュなど。判断力を要しないこれらのものが部屋に散らばっていたら、さっさと撤去してしまおう。

3. 数の多いものをまとめる

あなたの部屋に散乱しているものは何が多いだろうか?
例えば私は、本、文房具、書類、脱いだ服などが散らかっていることが多い。なので次はこれらを整えていく。

なぜなら、先ほどの布団と同じで占有面積の大きいものほど片付けた後の視覚的なスッキリ感が大きいからだ。

しまう場所が決まっているものなら、しまう。特にしまう場所が決まっていないというものなら、大きさや形状の似たものごとにまとめて整えるだけでもスッキリする。

4. 定位置が決まっているものを元に戻す

片付けが苦手な人でも、なんとなく定位置が決まっているものがいくつかあると思う。もし、全く定位置を決めていないとしたら、まずは最低限のものだけでも決めてしまった方がいい。財布や鍵などの貴重品、イヤフォン、文房具、領収書など。

定位置が決まっているものは「どこに置こうか」と悩むことがなく、片付けが楽だ。1〜3の手順である程度視界がスッキリした後にやってもいいし、まずこれから始めるのでもいい。

5. 聖域をクリアにする

最後に、あなただけの「聖域」をクリアにしよう。お気に入りの飾り棚の一角、ドレッサー、PC机など。ちなみに私は、勉強したりPCで物書きをしたりと作業が多いので、机の上が私の聖域だ。

この聖域がスッキリとクリアになっているだけで気持ちが晴れやかになるので、とりあえずどこか別の場所にスペースを作り散らばったものを移動させてでも、この聖域をきれいにするのをおすすめする。

自分の手順と予防策の必要性

さて、これまで片付けの手順をあれこれ述べてきたが、これはあくまでも私の場合なので、正直なところどんな手順でもいい。

大事なことは、うんざりしている時に「どこから片付けよう」という迷いでさらなる負荷がかかるのを避けることだ。そのためにも、自分なりの手順を決めておくことが大切なのだ。

そしてもちろん、散らかりすぎてしまう前に予防できればそれに越したことはない。ここでもやはり自分の中で約束事を決めてしまうのがいいと思う。
「カーペットの1/3をものが占めてきたら片付ける」「寝る前に聖域だけは片付ける」「毎日10分片付けの時間を決め、アラームを設定する」など。

以上が、散らかしすぎてうんざりした時のための簡単な片付け手順だ。
自分のためにまとめてみたが、私と同じように悩む方の片付けのヒントになったら嬉しい。

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