Perfect Girl
完璧な人なんていない、というけれど目には見えない完璧の
基準が私たちを包んでいる。
小学5年生の時、担任の先生が完璧な人なんていません!と黒板をうしろに言ったのを思い出す。あれは、私との会話の中での一言だったか、クラス全員に向けての言葉だったのか。覚えていないけど、猛烈に腹が立ったことは覚えている。
完璧な人なんていないといっておきながら、あなたたちはいつだって私たちをかたまりとみなしてそのかたまりを評価してきたじゃないか。
もう小学生です。
下級生が入ってきました。おねえさん、おにいさんらしい行動を。
もう高学年です。
あと1年後には中学生です。ちゃんとした中学生になれるように頑張りましょう。
完璧な人はいないけど、列からはみ出したらダメ。
あのとき先生がいないと言った完璧な人ってどんな人だったの?
いつだって集団に属して、その世界には目には見えないスタンダードがある。そしてそれは、空気と化して私たちを包む。
息苦しい。生きぐるしい。
先生、気づいてた?それとも先生も息苦しかった?
先生だって完璧じゃないって、本当に気づいてた?
P.S
息苦しくない空気はどこにあるのか、という問いが
常に心にある気がしています。
少しでも息苦しくない場所へ、と思っています。
これは逃げかもしれないけど、逃げた先で心穏やかに、
優しい毎日を送れるならそれでもいいんじゃないでしょうか。
楽になることに罪悪感を感じないで。
大丈夫。
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