コハル

建築/設計/デザイン/文化/民族/読書/アート/旅

コハル

建築/設計/デザイン/文化/民族/読書/アート/旅

最近の記事

【書評】本日は、お日柄もよく/原田マハ

...00.概要 幼馴染の結婚式で圧倒的に惹きつけられるスピーチをきく。初めて言葉に心奪われた瞬間だった。 主人公のこと葉は、この一瞬から運命が変わっていく。 久遠久美。スピーチをした本人。スピーチライター。政治家のスピーチの現行コンセプトなどを作成する。 気がつけば体が勝手に動くかのように、こと葉は久遠久美事務所で友人の結婚式のスピーチ指導を受け、導かれるように様々な言葉の魔術師に出会う。そして大きく運命を変えたのが、幼馴染の出馬。初めてスピーチライターとして国家に

    • 【書評】シン・ニホン〜1・2章 安宅和人

      ……00.はじめに 今回の書評にあたっては、各章それぞれポイントをピックアップして、私個人の目線から未来を思考していきたい。 ……01.データ×AIが人類を再び解き放つ _時代の全体観と変化の本質 AIとはartificial Intelligenceの略で、Intelligenceの本来の意味は学習したり、新しい状況に対応する能力のこと。そのため、「人工知能」と言う訳し方よりは「機械知性」の方が正しいかもしれない。 それで、AIは何ができるのか。 ビッグデータ化さ

      • 【書評】齋藤孝のざっくり!日本史/齋藤孝

        ……00.概要 この本では、日本で起こった歴史的な革命・出来事から、それらがどのように日本人の意識に変革を起こし、現代に繋がっているのかを筆者の目線から書かれています。 具体的な出来事として8つの切り口から、日本を紐解いていきます。 ……01.「廃藩置県」と明治維新 明治時代に廃藩置県を成功させた日本という国が、異例な国だということを知らないだろう。 例えば、フランス革命では市民が支配階級のトップである王を処刑することによって立場が逆転した。 しかし、廃藩置県は各

        • 【書評】徹底的に考えてリノベをしたら、みんなに伝えたくなった50のこと/ちきりん

          ……00.概要 誰もが「建築」との初めての接点は自宅であり、それを新しくしようと考えていると、新しい未来の暮らしにワクワクが止まらなくなる。 建築を生業としている人にとっては、この道を志そうとした時の原点はこんなところにある人が多いのでは無いでしょうか。 この本では、著者本人が住宅をリノベーションし、新たな暮らしに高揚しつつ、素人には分かりにくいことを解説し、顧客目線で何にきおつけるべきかを伝えることを目的としている。 建築の専門家として、顧客目線から書かれた本書から

        【書評】本日は、お日柄もよく/原田マハ

        • 【書評】シン・ニホン〜1・2章 安宅和人

        • 【書評】齋藤孝のざっくり!日本史/齋藤孝

        • 【書評】徹底的に考えてリノベをしたら、みんなに伝えたくなった50のこと/ちきりん