『きみに読む物語』はあなたの恋愛観だね
※1つ前の交換日記(From夫)はこちら。
「熱量に差がありすぎた映画」とは秀逸だね!確かに「意見が割れた」というよりは「熱量差」だわ。
まぁ感想教えてちょー。
とあったので、あなたが挙げた以下の4作品について、感想を教えるね。
・ハードコア・ヘンリー
・ヘルボーイ
・オーシャンズ8
・きみに読む物語
ハードコア・ヘンリーについて
率直な感想は「一人称視点はやっぱ酔うな〜」でした笑。映画としては面白かったよ。一人称視点にも関わらず、退屈さを感じさせない映画だったし、結構えげつないゴア描写にも感動した。
だけどやっぱり一人称視点ならではのしっちゃかめっちゃな視線といいますか・・・三半規管が明らかによしさんより悪いわたしは酔いました笑。あとヘンリーやその他キャラクターに感情移入できなかったから、そこまで没入感を味わえなかった、かな。
でも観てない人にはおすすめする映画だね!革新的だもの!!!
ヘルボーイについて
設定やキャラクター造形は最高だった!ヘルボーイの彼女の設定が「発火能力があるけど、そのせいで精神病院に入れられてる」みたいなのは最高に好きよ(こういうキャラが好きなところが、よしさんに「サブカルクソ女」と呼ばれた所以かもしれないけど笑)。
でもおっしゃる通り、テンポがちょっと・・・。
意気揚々と「面白いからこれ!!!」と言われて、半ば強引に(大体よしさんは半ば強引に)観させられた映画であり、その割には予想以上にゆっくりゆっくりお話が進むから「体感時間が長いなあ」と思ったのが正直なところ。
でも嫌いじゃないよ!
・・・ただまあ、『ヘルボーイ』を観せてくれたよしさんのテンションと比べると、当時のわたしのテンションが圧倒的に低かったのは間違いないね笑。
オーシャンズ8について
一応『オーシャンズ8』の監督は、オーシャンズシリーズ11〜13の監督とは別の人なんだけどね。でもまあ、構成がまんまだったね。もう、ある種の安心感を覚えるほどそのまんま。
わたしもねえ、オーシャンズシリーズといい、大好きな『ローガン・ラッキー』といい、構成が一緒すぎることには飽き飽きしてますよ笑。
(↑)チャニング・テイタムとアダム・ドライバーの兄弟感が好きなの。
でもねえ、毎回役者陣が豪華なんだな!!!
おんなじ構成なのに、キャラクター設計がしっかりしてるからワクワクしちゃうんだよ。まんまとねえ・・・「この俳優さん、素敵だな❤︎」マジックにかかっちゃうんだよ。
わたし、役者が好きなんです。
きみに読む物語について
あっまああああ!!!!!
でした、感想は笑。「なにこれ、甘すぎない?!」って感じ。いや〜ちょっとロマンに溢れすぎでしょう、これは。
わたしはこれを男性向けの恋愛映画だと捉えるなあ。
例えばね、「これ、めっちゃ男性向けの恋愛映画だなあ」と感じた映画に『耳をすませば』があります。これ、高校生のとき、めちゃくちゃかっこいい男の子が「これ、僕の好きな作品」つって渡してきたやつなんだけど・・・そのとき「ああ、それっぽい〜!!!」と思ったの。
『きみに読む物語』と『耳をすませば』の内容について似てる部分はないんだけど、なんとなく、なんとなくだよ、これらの映画は「男性が見せたい男性像」が表れているような気がしたんだよ。
「男性がかっこよく描かれている映画」ではなく「男性”にとっての”かっこいい像」が描かれている感じ。
すっごいすっごい意地悪な言い方をすると「きみのために物語を読む俺(がかっこいい)」「まだ若いし、留学して離れちゃうんだけど結婚しようと言った僕(がかっこいい)」みたいな映画なのかな〜と思った。
俺の、僕の、かっこいい像を描いた映画なんだと思う。
しかし、
これは、
よしさんの恋愛観を表す確固たる映画ですね!!!!!!
(よしさんの思考回路に興味がある人は観てください!甘いよ〜!!!)
以上!!!
かほ
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