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幸せを感じる瞬間

そんなことを考えていたタイミングで
久しぶりに飲みに誘った若手時代の上司からも
「〇〇さんて何してる時が一番幸せなの?」
と聞かれた。

one of them的な飲み会で
そんなことを唐突に聞かれたわけではなく
私の進路の話であったり
上司の今後の話であったり
そんな場としてお誘いした会である。

私には何事においても
あまり「1番」のような感覚がない。

好きなものは好き。
割と毎日ほんのり幸せ。

そんな感じながらも
あまり昔から変わっていない気もするので
今浮かぶものを書きながら
またいつか振り返ってみようと思う。


弾きたい曲が浮かんだ時
心ゆくまでピアノを弾けた時
良い感じのアレンジが出来上がった時
うまく弾けなかったところが弾けるようになった時
良い音楽に出会い気持ちよく好きな歌を歌っている時

陽の出ている時間に散歩ができた時
かわいい傘を手に入れた時
夏の暑さが引いて少し冷たい風を感じた時
冬のキンとした空気を顔に感じた時
色づいたプラタナスを眺めている時
木漏れ日を見ながらのんびりしている時
道端で猫を見かけた時
星が綺麗に見えた時
自然を全身で感じた時

あたたかな人たちと笑い合っている時
みんなで何かに向かっている時
体を動かしている時
大切なひとに嬉しいことがあった時
ヨガ終わりのシャヴァーサナ
常連さんとカフェで談笑する時

好きな人ができた時
好きな人と会えた時
地元の集まりでワイワイしている時
久しぶりにスポーツをしてみた時
みんなでダンスの練習をしている時
友人の子供に名前を覚えてもらった時
緑豊かな公園で子どもたちに遊んでもらっている時
適当な味付けの料理が美味しくできた時

後輩の成長を感じた時
チームが良い雰囲気で仕事ができている時
共鳴する言葉や表現に出会った時


何か大きなことを達成することより
毎日の小さな幸せが
あたたかく積み上がっていくことが
何よりの幸せなのだと思う。

ふと思い出した時に
柔らかい情景や
みんなのキラキラした笑顔が
思い浮かぶような人生を送れたら
臨終時にも幸せだったと感じるのだと思う。

と言うことを
こんなに列挙はせずに
サラッと伝えたのだけれど

大志を抱いて何かを世に残せる人間がいる一方で
私は生産性のない人間だなーとも思ったりして。

少しそれを気に病んだこともあったけれど
(少しだけ)

今は身の周りにいる身近な人を
少し笑顔にできる自分であれば
良いかなと思っている。

大人になってから
相手の人生に介入することに
少し臆病になってきていると感じる。

どうしてもその場の役割を意識して
動いてしまうところがある。

その意識を取り除く
ということもできるだろうけれど
まずは周りの人に介入できる役割を
担える場所に身を置くのが手っ取り早いか
と思い今に至る。


何をしている時に幸せを感じますか?


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