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チャンプルの不思議【ジャカルタ備忘録第4回】

こんにちは、カオマンガイコダイラです。

つい先日、インドネシア語で「混ぜる」は「チャンプル(campur)」という言葉だと知りました。
なんでもインドネシアでは料理を全部ひと皿に乗せ、それを混ぜて食べるのがおいしい(enak)らしい……。ご飯とおかずを全部混ぜて食べるようなものなので、私にとっては、分かるような、分からないような、です。

しかしこの「チャンプル」、どこかで聞いたことあるような……と思ったら、沖縄の方言でも「混ぜる」ことを「チャンプル」というんですね。有名なゴーヤチャンプル、ソーメンチャンプル、食材をごちゃ混ぜにして作る料理だから「~チャンプル」らしいです。

にしてもなぜ沖縄とインドネシアで同じ言葉が使われているのか?
一説によると、江戸時代にインドネシアを支配していたオランダ人が、長崎の出島に持ち込んだ「campur」が、沖縄まで広がったという説も。その過程で長崎には「ちゃんぽん」という料理が残り、日本語にも「ちゃんぽん」という言葉が残りました……。

本当ですか?
長崎経由の割には沖縄とインドネシアで発音がそのまま伝わっているような気も……。あと、なぜオランダ人はわざわざオランダ語ではなくインドネシア語を教えたのか。でも、偶然似た言葉になった……ということはたぶんないですよね?
真相はわかりませんが、言葉は意外なところでつながっているという話でした。

#備忘録 #インドネシア #沖縄 #ゴーヤチャンプル

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