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隣は何を食う人ぞ

人の飯が気になる。

たまに職場近くのスーパーのパン売り場脇のスペースで昼ごはんを食べている。同僚にはけっこうなんでそんなとこで…と言われるのだけれど、私はそういうのが割と好きなのだ。うるさいし1人分のスペースが狭いけど、待ち時間がないし、誰も人に注意を払わないので。

いや、人に注意を払わないってのは嘘だな。みんなは払ってないかもしれないけど、私はちょっと気になる。みんなが何食べてるのか。

そこはスーパーの中のパン屋のイートインスペースではあるのだけれど、スーパーで買ったものならそこで食べていていい。パン屋のパンを食べるのが基本だけど、スーパーの弁当を買ってそこで食べている人もいる。

買い物途中の主婦も、私みたいな昼休みの会社員も、学生も、一日をどんな風に過ごしているのか気になるタイプのおじさんもいる。

チラッと見ると、みんな案外いろんなものを食べている。

惣菜コーナーのお弁当の人。パックの助六寿司とパックの焼きそばみたいな、その組み合わせでいいの?って人。サラダとポテチという謎な組み合わせの人。備え付けのレンジを使って冷凍食品のパスタをがっつり温めている人。明らかに自作の弁当の人。ダメでは?

私は食事を自由に選べる時、誰も見ていなくてもメニューに関してわりに保守的というか、「サンドイッチ1つと甘めのパン1つ、コーヒー」「おにぎりとファミチキ、お茶」みたいなトータルの体裁を気にしてしまうところがあるのだけれど、思った以上に食事は自由だ。人は食べたいものを食べていい。そんな学びのあるイートインだ。

いや、手製のお弁当はどうかと思うけども。

今日はここまで。ありがとうございました。

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