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燃えろいい人類

燃えるな。

素敵な芸能人や映画やドラマ、歌手、作品を作る人、エトセトラを発見する度に沸き上がる、素敵だな、もっと見たいな、活躍してほしいな、人気になってほしいな、などの感情の中に「燃えないでほしいな」が入るようになって久しい。

この気持ちは「燃えないでほしい」(やらかして私を失望させないでほしい)という願望と「燃やされないでほしい」(マジでタイミングというか時の運としか言いようがないものもあるので私がどう感じるかに関わらずなんかこう常に周辺が平和であってほしい)という願望と、半々だ。このふたつは微妙に違う気持ちなので、切り分けたいなと思う。前者だけではないし、後者だけでもない。

こういういわゆる炎上というやつ、番組が1個吹き飛ぶとか、その人が干されるとかのレベルまでいかないやつだったら、SNSを閉じれば知らずに済むものもあるんだろうなと思う。どんなにインターネッツで物議をかもそうが、私の手元にやってくる成果物だけを見ていたら、私の気持ちがどうかだけで片付くはずだ。インターネッツをのぞくと、私の気持ちが許そうが許すまいと、心がささくれるワード&フレーズが回転寿司のように流れてくるんだから。

でもな〜〜〜「私の好きなものが同じように好きな人が、同じように楽しんでいるのを見たい」という感情、めちゃくちゃ強いんだよな。これを知ったら戻れないのよ。良くも悪くも。この視点というか、どこかにいる誰かを気にする回路ができてしまったらおしまいなんだよな。

人間、基本的に誰かが楽しんでたり、怒ってたり、泣いてたり、そういう動きを感じたい、共有したいって機能があるんだろうな。そう思うと愛おしいな、人類。私は人類のそういうところを愛しているので、そのスケールで見たらみんな些事です。


……いや燃えるなし!!!!


今日はここまで。ありがとうございました。

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