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興味なんて持たないで(2023年5月22日の日記)
自分の好きな物にそこまでの興味関心がない相手に自分の好きな物の話をしたいという欲、ある。
自分の好きな物を同じように好きな人と話すのは楽しい。同志たちと好きな物の良さを語り合い、同意したり同意されたりするのは楽しい。
しかし、これは難点もある。
ひとつは、「アレ最高だったよね…」「ね…」だけに陥る瞬間の存在だ。あまりにもツーカーになりすぎると、あるところで「悟り」みたいになってしまい、言葉はいらない、なぜなら推しが素晴らしいのは自明だから…になってしまう。これは語り合いたいという欲望とマッチしない。
また、詳しいからこそ、解釈違いが起きる可能性もある。せっかくの同志との殴り合いのリスクは避けたい。
それを知らない相手に、推しのすごさを説明したいという欲望。別にそれを好きになってもらいたいわけではないのだ。なんなら、絶対にこれからそのコンテンツを履修しなそうな人に話したい。説明の過程でネタバレをせざるを得ないということはよくあるからだ。自分の言葉で面白さを半減させてしまうことは本意では無い。
虚空に喋るのとは違う相槌はほしい。できればそれは凄そう、ぐらいは思って欲しい。でもこのコンテンツに参入は特にしないでほしい。「そこで、こんなどんでん返しがあるんよ!!ヤバない??」「ヤバい」この一言で十分なのだ。
でも、普通そこまで私の推しと全く関係ない人に推しの話を聞いてもらうことはとても難しい。そりゃそう。普通にわがままなので。私はわりと、熱意さえあれば知らん人の知らん世界の話を聞きたいなと思うタイプだけど、そういう人は多くは無い。
これを解決するには、「私にめっちゃ興味があるので私が話すものならなんでもいいという人」を用意せねばならず……
ほら、よくあるじゃん、Twitterでゲームの話してるアイドルとかに、「知らないけど楽しそうでなにより😊」みたいなリプしてる人。アレを手に入れないといけない。
……なんかそれはそれでやだな。
今日はここまで。ありがとうございました。
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