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エアコンという贅沢(2023年7月16日の日記)

暑すぎ。

先日実家に帰ったら、親がエアコンをつけていて安心するなどする。

小さい頃のエアコンって、「今日はエアコンをつけます!」「やったー!」みたいな存在じゃなかったですか?「あれ?エアコンついてる!なんで???」「お客さんが来たからよ」「やったね!!うわ〜すずしい!!」みたいな。そういう価値観。

そういう観念は、時に「暑い」という肉体のSOSをも凌駕するから……

私はわりとそういう観念が肉体を凌駕しがちなので、気をつけないとな、と常々思っている。

贅沢品が必要に迫られて必需品になるということ、あんまり他で実感があるものってないな。贅沢品が、技術によって安価になり誰でも使える必需品になる、みたいなことはよくあるけど……

まぁでもスマホとかもそうか。冷静に考えたらそこそこ金を食う贅沢品だけど、今の環境じゃ必需品だもんね……

でもスマホって、持ってたら使うからね。持っている人にとっては自動的に必需品になる。

思えば、もちろん必要なければ消した方がいいけど、テレビだって電子レンジだって食洗機だって、買ったなら使った方がいいのに、エアコンだけはなぜか使うべき時が来ても「いや……まだだ……ッ!」みたいになってたのちょっと面白いですね。昔だって今ほどじゃなくても、暑かったんなら使った方が快適だったのは間違いないのにね。


今日はここまで。ありがとうございました。

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