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こたつ作業

店員さん、丁寧すぎるとよく思う。

日本のサービス業は対価のわりに手厚すぎるとよく言われる。例えばレジなんかも、座ってて全然いい。コンビニも時給の割にやってることが多くてすごすぎる。

近所に、正直接客なんてこれでいいな、と思える店がある。

そこは、何屋と呼んでいいのかわからないけれど、お菓子やカップ麺なんかの乾いた物、油や調味料、ロウソクやラップなんかのちょっとした雑貨、それにケースに入ったアイスなんかが買える小さな店だ。

ここの接客はすごい。どのぐらいすごいかというと、店の人がこたつに入っている。こたつに入ったままお金のやりとりをする。ねっ?すごいでしょ?

商品の置いてある土間と、そこんちの居間が直結しているのだ。客は商品を手に取ったら、がらがらと土間と居間の間の引き戸を開けて、こたつに入った店の人が言うお金を払う。がらがら戸を閉めて、買ったものを持って帰る。これでいい。

この間はそこに誰もいなかったのでどうしようかと迷っていたら、後から入ってきたおじさんが家の中に向かってばかでかい声で家の人を呼んでくれた。これでいい。

昭和だなぁ。そう考えると、お店の人が立ってレジを打っているスーパーみたいなのって海外の文化なんだな。でも、それをもたらした海外ではとっくにレジ打ちのお姉さんは椅子に座っていて、ベルトコンベアみたいなところに商品を流している。元の方はこだわりなくいろいろ変えちゃうのに、輸入した先の方は元のスタイルを大事に守っているみたいなこと、ありがちですね。いやスーパーマーケットの歴史は何も知らんけども。これはてきとうに言っています。

今日はここまで。ありがとうございました。

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