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健康はあなたが思うより
なんか知らんが右目が痛い。
原因はわからない。鏡で見ても充血とかしてないし……
しかしアレですね。右目が疼くぜ……と言い換えるだけで、かなり中学二年生の風情が出る。
「うっせぇわ」という曲がある。流行った。個人的には、おお、私もこういう歌の対象年齢から外れるところまで歳をとったのだな、という感慨があった。
歌詞がまぁ間違いなく「ギザギザハートの子守唄」のオマージュなので、そういう系譜にのる曲なのだろう。それはさかのぼりすぎだというのなら5年ぐらいさかのぼって「くたばれPTA」あたりか。いつの世も若者はそんなもんですね。
ただ、個人的に「うっせぇわ」に対しておっ!と思ったのは「あなたが思うより健康です」の一節だ。この歌の画期的な部分はここにあると思う。
私が思う若者のカウンター的文化って(つまり10年ぐらい前のものですね)、”ビョーキ”であることを誇る風習だったと思うのだ。一応言っておくと”病気”とは違うニュアンスを込めてこういう表記をしています。
うっせぇな、お前が言うより俺たちは健康だよ、っていう感覚、少し前なら斜に構えようとしたときに出てくるものじゃなかったと思うんだよな。それこそ、右目が疼いてる場合じゃないってことでしょう。
私は別に不良的な反抗もせせこましくもちゃんと生きている市井の人を馬鹿にする態度もどっちも好きではないし、わざわざそう言わなきゃいけない状況になっている社会について考えることを忘れてはいけないとも思うけれども、「私は健康」と主張できるのって、ちょっといいなって思うんですよね。ビョーキでありたいと思っていた旧時代の若者として。
いや、それはそうとマジで目、痛いなどうした??? 続くようなら眼科行きます。
今日はここまで。ありがとうございました。
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