オアシスのリアムギャラガーに憧れた小僧【一流外資系企業転職への道のり】
現在42歳、海沿いの街に在住。
学歴なくても一流外資系企業に転職したジョンです。
ソ〜、サリーキャウェイ♫
でお馴染みのオアシスが大好きだった。
いや、今でも好きだ。
この歌はイギリス国歌ともいわれてるのだ。
oasis『Don't Look Back In Anger』
オアシスは私の青春のバンドなのだ。
心のバンドだ。
高校時代はオアシスばっか聴いてた。
特にリアムギャラガーが大好きだった。
憧れたなあ。
オアシスを知らない人はいないとは思うが念のため、
オアシスとはイギリスの伝説的バンド
ギャラガー兄弟を中心に90年代に珠玉の名曲を世に出し続け、ビートルズの再来なんて言われたりしてたのよ。
写真右がリアムね。
左はリアムの兄ノエル、
ノエルギャラガーなのである!
ノエルは凄いのよ、オアシスの曲全部作ってるしバンドの頭脳だね。
そしてバンドのフロントマンであり、象徴でもあるカリスマが
リアムギャラガーなのである!
そんなリアムギャラガーに憧れた私。
なぜ憧れたか?
そうですね、例えるなら
そこに山があれば、頂上への一歩を踏み出したくなる
そこに海があれば、大海原へ漕ぎ出したくなる
そういうことなのである!
リアムのカリスマ性が青春時代の私に
ばちこーん!!
とハマったわけよ。
さてさて、
高校時代にリアムギャラガーに憧れるとどうなるか?
ご存知のとおり、リアムギャラガーはノブコブ吉村を超える世界トップクラスの破天荒あんちゃんである。
じゃあ私自身も破天荒に生きちゃえ!ってことで
高校時代の私は大いに影響を受けてしまうのである。
以下のような感じである。
①高校に行かなくなる
②高校に行く時は午後から
③サッカー部だけはちゃんと出て練習(オアシスはサッカー好きなのだ)
④高校に私服で行く(制服あるから本当はダメ)
⑤リアムの歩き方を真似する
⑥まわりに太々しい態度をとる
⑦言葉づかいが悪くなる
こんな感じの毎日であった。
それが自由だと思っていたのである。
高校時代の私がしていたことは自由ではなく、
ただの身勝手なのだと気づいたのは大人になってからだ。
教訓
カッコいいと思ってたこと
大人になると恥ずかしい
まあそんな日々を過ごしていたら勉強なんてするわけない。
授業にも出てないから出席日数が足りない。
高校1年の2学期終わりに担任から呼び出された。
『このままだと留年だな、うん。ダブりだな。ホントだよ。』
え〜、
え〜
え〜
ダブるのは嫌だ!
ダブるのはイヤだ!!
ダブルノハイヤダ!!!
お願いします!先生!
担任は優しく、
『3学期に頑張れば何とかしてやらんでもない。』
と言った。
なんていい先生なんだ!
今まで気づきませんでした!
自分で撒いたタネとはいえ、留年するのは嫌だった。
ダブったら、ダブってしまったら
なんだか良くない方向にローリングストーンする気がしてならなかった。
しかし、先生からは条件を出された。
3学期は〜、
・授業を真面目に受けること
・テストで全教科80点以上とること
なかなかに厳しい道。
しかしやるしかない。
絶対に負けられない戦い!
3学期、私は必死に授業を受けた。
1.2学期にまともに授業に出てないからわかるわけがない。
しかし、授業を聞いた。
真面目に取り組んだ。
なんなら質問したりした。
超絶集中。
教訓
やらなきゃいけないことを放っておくと大変なことになる。
まさに、業を受けていると書いて、
授業
辛かったのは数学だった。
数学の先生は毎日サングラスをかけてた。
カッコつけるためじゃない。
目が悪いのだ。
視力が相当悪いようだ。
あまり見えてないから、黒板に書く数字や文字はお世話にも上手いとはいえなかった。
というか、読むのも難しいような字だった。
おまけに声も聞き取りづらかった。
こっちがやる気でもなかなか厳しいぞ。
テストで80点以上必須の私には死活問題である。
でも文句は出なかった。
文句を言う気にもならなかった。
なぜ先生が目が悪くなったか、滑舌が悪くなったかはわからない。
でもきっと先生は先生なりに頑張って授業をしてくれている。
そんな気がした。
先生に文句を言うのは違う。
自分が考えないと。
少しでも近くで黒板を見よう、先生の話を聞こう
黒板に1番近い席の生徒に事情を話し、
崖っぷちなのでお願い!と席替えをしてもらった。
なんとか黒板の数学や文字も解読し、ノートに写していった。
教訓
相手は変えられない、自分は変われる
そして、
1.2学期の授業にも出なかった生徒が、
3学期の数学のテストで90点以上取れたのである!
もちろんその他教科も80点以上取り、
なんとか留年を回避したのである。
担任も数学の先生も喜んでくれた。
ホントに出来るって思わなかったって。
やれば出来る子
幼き頃、母さんに言われたことは本当だった。涙
リアムギャラガーに憧れた小僧は留年を回避したのであった。
その後、2年生、3年生は留年しない程度に授業に出ることにしたので大丈夫だったのである。
この小僧(私)、今は一流外資系企業に勤めてる。
留年してたら今はないかも。
その後、高校を卒業した私は、
大学へは行かずに専門学校へ進学するのであった。
この頃、どんなに一流企業だろうがサラリーマンにはなりたくねえ!と思っていた。
コメントなどいただけたら励みになります。
何か気づいたことや感想を聞かせてくれたら喜びます。
みなさんからサポートをいただけると『書いてよかった』『お役に立てたかな』と心から感じます。いつも本当にありがとうございます。
また次の記事で会いましょう。