ネクタイと私。

私は不動産業の会社員です。

ワイシャツは白、スーツ、ネクタイは控え目が基本です。
他方、やんちゃな不動産屋はハデなバブルの匂いを周囲に撒き散らすような格好をしています。

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近頃は当社もフリーアドレスになったり、朝礼もなくなり、ネクタイは取締役会以外では着用はしなくてよくなりました。

時代は変わりつつあります。
私は昔からネクタイが大キライで、一時期はネクタイは上司に付けられた首輪と手綱だと思ってました。

ネクタイフリーになって、しばらくネクタイをしておりませんでした。

でも、気がついたんです。
今までネクタイのネガティブな面しかみていなかったと。

ネクタイをしていないとなんだか気持ちが乗り切らない。
スーツの収まりが悪い。

ああ、そうだ。
私にとってネクタイは首輪なんかじゃなかったんだ。

帯なのだ。
私にとってネクタイは道着を着るときに腰に巻いて身体を締める、あの帯だったのだ。

スーツは勝負服、ネクタイは帯。
切っても切れない関係だったのだ。

なので、どんなに酔っ払っても頭にネクタイ巻きません。

さあ、明日は勝負の日だ。

おしまい。

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