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えいごコラムBN

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BNはバックナンバーの略で、過去に川村学園女子大学公式サイトに掲載された「えいごコラム」を再掲し、まとめています。
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記事一覧

【えいごコラムBN(58)】「ど真ん中。ストレート。」①

以前のコラムで芥川龍之介の「蜘蛛の糸」の英訳をとり上げました。 その際、日本語の原文では…

【えいごコラムBN(57)】仮面ドライバー

「仮面ライダー」シリーズの最新作、『仮面ライダードライブ』が間もなく始まりますが、この作…

【えいごコラムBN(56)】質問は2つ

 以前にもご紹介した友人のYさんが、ブログで最近のアメリカ旅行の体験をつづっています。 …

【えいごコラムBN(55)】チョコレート・フォンデュとサンドイッチ

『アナと雪の女王』で、アナはエルサの戴冠式に訪れた南の国の王子、ハンスと出会います。 ア…

【えいごコラムBN(54)】ドラッグとドラッグストア

2014年7月、警察庁は「脱法ドラッグ」と呼ばれていた有害薬物について、今後は呼称を変更して…

【えいごコラムBN(53)】砂丘でピクニック

この前は、『アンの青春』で作家のモーガン夫人がグリーン・ゲイブルズを訪れることになった場…

【えいごコラムBN(52)】Can’t? Cannot?

 中学校で先生をしている卒業生から、助動詞 can の否定形には cannot を用いるが、 can not と分けて書くのは誤りなのか、と質問が来ました。 can の否定形には can’t もありますよね。 これらはどう使い分けるんでしょうか。 ODE で cannot を引くと、次のように書かれています。 これで見ると、cannot と can not はどちらも使えるが、使用頻度は cannot の方がはるかに多い、とされています。 オックスフォードのコーパス

【えいごコラムBN(51)】「そんだけんど」

『赤毛のアン』の続編、『アンの青春』で、著名な作家であるモーガン夫人がグリーン・ゲイブル…

【えいごコラムBN(50)】日本語には人称代名詞がない?

次の英文を見てください。 これを日本語に訳すと、たとえば次のようになるでしょう。 英文に…

【えいごコラムBN(49)】八百屋のアポストロフィ②

前回のコラムでは、英国の青果店などの価格表示に、 “Apple’s – 20p” のように、名詞の複…

【えいごコラムBN(48)】八百屋のアポストロフィ①

このごろ、英国で街路名の表記について論争が起きているそうです。 それはおもに「アポストロ…

【えいごコラムBN(46)】ビーバーさんの英語

以前のコラムで、『ライオンと魔女』のビーバー氏が子どもたちに次のように述べる場面を紹介し…

【えいごコラムBN(45)】レモンをもらったら・・・

息子の英語の教科書に、アレックス・スコット(Alexandra “Alex” Scott)というアメリカの女…

【えいごコラムBN(44)】a lion と the lion

ある授業で、前にも紹介した『ライオンと魔女』の一部を原書で読みつつ、英国の社会や文化について考察しています。 先日は主人公の子どもたちがビーバー夫妻の家でナルニアの事情についていろいろ話を聞く場面を読みました。 そこでナルニアの創造主、アスランのことが話題になり、ビーバー氏は彼らにアスランはライオンだと語ります。 この “Aslan is a lion—the Lion” のところで学生がつかえてしまいました。 訳そうとすると「ライオンです――そのライオンです」のよう