淡路島移住生活のリアル14 ここからOne Step

ただただ圧巻。
言葉にできない心境。

はじめて目の当たりにしたOne Stepという演舞。
年に一度、淡路島で行われている行事。

今年がちょうど10周年。

起源は2011年。
兵庫県のふるさと雇用再生事業で今の会社と県が一体となり、「半農半芸」という地方ならではの新たなワークスタイルを社会に提起。

実際に、農業だけでなく、芸術や音楽など、年齢や施別を問わず、多様なワークスタイルとプレイス実現の為のスマートライフイニシャティブ。
人材会社からソーシャルソリューションカンパニーとしての舵を切る為にスタートしたプロジェクト。

その彼らの活動のお披露目場としての公演。
はじめの大切な一歩を地域と共に踏み出す意図で名付けられたワンステップとの名前。

そのプロジェクト自体は5期生で終了するも、以降は1～2年目の若手配属者の共通研修の一環としてワンステップ自体は継続。

落語やバレエの劇場として使用されている昨年オープンの会社運営施設で今年は初開催。

観客席とステージの距離が映画館の最前列並みに近く、非常に狭くコンパクトな劇場。
今まで他人事で観なかったことを後悔するほどに優れたパフォーマンス。

鳴り響く和太鼓のド迫力の音、聞こえてくる息遣い、飛び散る汗...
一生懸命さと、一糸乱れぬ統一感と、飛び散る汗。
何よりまぶしく美しい彼らの真っすぐな瞳。

通常業務をこなしながら、毎週のように業務外含め練習に励んでいた仲間。
同じチーム員から6～7名出演者がいただけに、より、耳でなく心に響いた努力の結晶がもたらす音を通じたメッセージ。

中には練習中に手の皮がむけたり、寝不足になったり、それでも、そんな苦労を我々には見せず、同じチームで勤務にもひたむきに望んでいた姿。

様々な感情が入り乱れて思わず頬を伝う何か。
言葉では言い表せない感謝と感動。

淡路島に来て、何か毎日のように直面しているかもしれない感動体験。
安っぽくこの言葉を使いたくないが、使わざるを得ない心境。
今日からまた彼らと共に机を並べて取り組んでいる業務。

何かいただいたエネルギーとメッセージを業務で還元できるよう努めたい。

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