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モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書

「乾けない世代」

 生まれたときから「ないもの」がない世代、何かが欲しいと「乾けない」
 我々の世代は「乾けない世代」≒ゆとり、さとり世代

働くモチベーション

 人間の欲望は「達成・快楽・意味合い・良好な人間関係・没頭」の
 5つからなる。
 団塊の世代以前は前の2つ、「達成」「快楽」を強く求めた。
 「乾けない世代」は後ろの3つ「意味合い・良好な人間関係・没頭」を
 重要視する。
 会社の目標を達成するためだけに一心不乱に頑張れる世代と、
 「自分が頑張れる意味が持てるもの」に「自分が好きな人たち」と
 「とことんハマる」ことを追求する世代。モチベーションを持てる対象が
 違っている。
 例でいうと 上の世代:仕事で頑張って、目標を達成し、好きな車を買い
 いいワインで美女とカンパイする。→ないものを勝ち取るために頑張る。
 これがモチベーション。
 「乾けない世代」:「達成」することにそこまでの価値を見出せない。
 達成しなくても飲んでよくね?サイゼリヤのワインでよくね?

時代の変化、社会の変化

仕事を頑張った分だけ結果が出て、社会全体が成長する時代は終わった。
これから求められるのはユーザーの潜在的欲求や「インサイト(新しい視点)」をすくいあげることになる。なぜなら大概のものは揃っているし、普通に生活する分には不足しているものはない社会となっているから。
実際に週休3日にする会社が増えている→休みの日に街に出てインサイトを発見してこい、という会社のメッセージ。

ライフワークバランスの時代へ

インサイトを発見することが重要になってくる=休日も人々を観察する必要が出てくる→公私の境目が極めて曖昧になる→公私混同で取り組んだ方が効果的。嫌な仕事だと、ワークとライフ(仕事)を分けたくなる。そうではなく、 ついつい没頭してしまうような「生きがい」と呼べるようなライフワークを持つ事が大事。好きなことなら24時間だって考えられる。ワークとライフを切り離して考えるのではなく、ライフワークを見つけられる事が一番理想。これから求められる。

AIに取られない仕事

シンプルに「他人から感謝されて、お金をもらえること」  かつ、それが自分にとって得意なことだとより良い。 自分が好きで、楽にできる事は他人にとって価値があっても自分では気がつきにくい。

「労力の割に周りが認めてくれる事」が、きっとあなたに向いている事。それが「自分の強み」を見つける分かりやすい方法。任天堂 岩田元社長

生きがいの見つけ方

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生きがいは
that which you love (大好きな事)
that which the world needs (必要とされてる事
that which you can be paid for (稼げる事
that which you are good at(得意な事

これらが交わる所に人のやりがいは生み出される


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