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約10年勤務したWeb制作会社を退職しました

10年ぶりの転職なので、いわゆる退職エントリを書こうと思います。
約10年間(正確には9年と7ヶ月)勤務したWeb制作会社を、本日2019年3月1日付で退職しました(メインの写真は最終日前のマイデスク)

誰?

東京のWeb制作会社でエンジニア兼デザイナーをやっていました、所謂Web屋です。ハンドルネームは kgsiです。

東京上京後、当時キラキラしていた、Webデザインをやりたくてしょうがなくってくすぶっていた頃、奇特なことに迎えてくれたWeb制作会社に所属してました。

何をやっていたのか?

デザイナー兼エンジニアとしてWeb制作・アプリケーション開発を行っていました。

で、最初から二足のわらじを履いていた、という訳ではなく、もともとグラフィックデザイナーで、入社当初の肩書はWebデザイナーでした。
当時はFlashバリバリで採用サイトも演出や見た目重視なデザイナーが強い時代でした。
プログラミングそのものにはあまり興味がなく、実現したいインタラクションに必要なら、覚える程度の興味しかなかったです。
そこから約5年は主にWebサイトのデザインとマークアップがメインで、その他は前職の経験を活かし、名刺やチラシといった紙モノのデザインも担当していました。

勤続5年目を迎えた際に、いろいろ思うところがあって辞めるつもりでしたが、これまたいろいろあって開発部に異動する形になりました。
この時期はプログラミングにめちゃくちゃ興味が湧いており、簡単なJavascript実装(ただしjQuery)やWordPress実装ならこなせる状態でした。

その頃からなんとなくですが、中途半端だった自分のキャリアにおいて、デザイナーがエンジニアとして働けることはバリューになる、と確信していたので、残留してデザイナー・エンジニアの業務をそれぞれ担当することになりました。
勤務後半の方ではVue.js、Laravelをはじめ、Unityなどもゴリゴリいじるぐらいには開発者としての経験を積めました。

最終的に退職までに経験した業務は以下とおりです。

- Webサイト・アプリケーションのデザイン/UI設計
- HTMLコーディング・Webフロントエンド実装 
- CMS・簡易バックエンド実装
- ハイブリッドモバイルアプリケーション開発
- Unity(2D)開発
- グラフィックデザイン
- 顧客とのすり合わせ・進行管理
- ドローン空撮

なぜ辞めるのか?

所属していた制作会社は寛容な社風で、デザイナーを5年を経験したあとにエンジニアとしても働きたい、という希望を叶えてくれました。
そこから約5年、デザイナーとしてだけでなく、エンジニアとしても働けたのは幸運でした。デュアルな知見が得られたのは、稀有な経験だったと思います。

で、なぜ退職するのか?という問いに対して答えるなら、今一番自分がやりたいこと、望むべき働き方は何だろうと考えた時に、現状の環境を抜けることが最短だと判断したから、です。

今後について

退職前に所属先は決めており、さくらインターネットさんにお世話になる予定です。所属はUXデザイン部、ポジションはデザインエンジニアとして3月後半から働く予定です。
日常的によく使っているサービスで愛着があったのと、デザインとエンジニアリングを同時に伸ばせそうなキャリアだったので、お世話になることにしました。

パラレルキャリアを推奨しており、副業もリモートも許可されているので、その制度に従い、自由にパラレルにキャリアを積んで行きたいと思います。

最後に

一緒に働いた方々、外部関係者の方々、
10年前のポンコツがなんとか一人前になれたのは、皆様のおかげでした。

ありがとうございました。

例のアレ

退職エントリのお作法に従って例のアレを公開します ///


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