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世代別!入院になりやすい病気を見て、その予防を考える

あなたの世代でかかりやすい疾病は?

健康づくり!と十把ひとからげにまとめられたりしますが、実は各世代ごとに大まかな「なりやすい疾患」というものは統計上存在しています。

もちろん病気が急に降ってくる、なんてことはありませんので、その前の年代にどれだけ対策が行えているかが重要なってきますが、自分の健康や生活習慣を見つめなおすにはよいデータだと思うので見ていってみましょう(^^

※本記事はあくまで「予防」という観点から記載していますので、治療フェーズの方はきちんと専門医の診断・治療方針に沿った治療を受けられてくださいね。

では早速見ていきましょう!

(※参考・引用は 大樹生命HP厚労省患者調査より)

1:20~30代

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20代の頃は健康がどうかなんて考えずに、仕事に遊びに没頭している時期なのですがこの年代でも入院して治療を受ける必要がある病気を罹患することがあります。

20代ではメンタルヘルスに関する病気が多い。

神経系の疾患は躁鬱病などが含まれているそうです。統合失調症も精神系の疾患ですね。

精神系の疾患はこの統計ではかなり多く反映されていますが、他の統計では50・60代になれば減少してくると報告しているものもあります。
こうしたデータからも、20~30代では多様な経験や新しい環境で揉まれたりするでしょう。

特に統合失調症は100人に1人程度。なんと喘息とそれほど変わらないぐらいの発症率のため、それほど珍しい病気というわけでもありません。

発症の原因ははっきりしていませんが、元々持っている素因が、複数のストレスを引き金に発症すると考えられています。

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参考・引用:統合失調症ナビ

うつ病に関しても、ある研究結果では15人に1人が生涯で一度はうつになると報告されています。

うつ病も環境的な要因やストレスが発症の引き金になると言われています。

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(引用:こころの陽だまり

そのため、発症の引き金となるような心理的ストレスを安らげるような習慣を持つことが重要です。

例えば

・運動習慣:有酸素運動・筋トレ
・マインドフルネス・ヨガ
・没頭できる趣味を持つ
・相談できる仲間を持つ

などを生活に取り入れることで、自分の健康の基礎作りを行っていく必要があると言えますね。

特にうつ病の「予防」に関わる研究では、

運動・フィットネスによって、中程度に有意な臨床効果があることが示されている。長期効果としてもある程度の有意差が維持される

という報告があります。(引用元:https://www.rieti.go.jp/jp/publications/pdp/14p001.pdf)

脳も体の一部!運動によってメンタル的な要因も整えていきましょう(^^


2:40~50代

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どの疾病も年代を増すごとに増えていくのが分かります。特に気になるのは、

・三大疾病(ガン・心臓病・脳卒中)の増加
・骨折など運動器系疾患の増加
・内科系疾患では入院はしていないため増えない?

心臓病や脳卒中に関しては、病発症の基盤に高血圧・糖尿病・高脂血症などを持っている方が多いのですがそこはあまり増えていません。

高血圧などは単独では入院する原因になりにくいため、あまり増えていないように思われますが、原因の基盤として存在していることが示唆されます。

日本では成人病や生活習慣病というくくりで、厚生労働省が下記のようなイメージ画像を出していますね。

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…なにか微妙な気分になる図ですが、レベル4・5といった進んだ先に脳卒中や心臓病が書かれています。

そこから上流にいくとメタボや高血圧・糖尿病などよく聞く疾患が書いてあります。

これらを予防するにはより上流にある

身体の活動不足改善=運動習慣を付けること
食生活の改善
禁煙・禁酒(もしくは減酒)
ストレスコントロール

が重要です。。。。

と書くと、かなり教科書的で面白みがないですよね~と自分でも思います(^-^;

みんなわかっちゃいるけど、、という部分だと思います。しかしこうして統計情報をみると具体的なイメージが湧いてくると思います。

この記事を見て、なにか一つでもあなたの習慣が変わるとうれしいです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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