見出し画像

プレーモデルつくってみた Part2

※この記事は前半部分(プレーモデルを作って気づいたこと)は無料、後半部分(プレーモデルの解説)は有料となっております!

昨日は#FUTZOOMにて在原大先生によるゲームモデルをつくろう!第1回がありました。ゲームモデルについてかなり初歩的なところから話が展開されたため、シンプルにフットサルのお勉強もできてかなり面白かったです。在原さんのもつゲーム構造の解釈、ゲームモデルの作り方の概説は非常に参考になるのでぜひ見ていただきたいなと感じます。

今回はこのFUTZOOM ゲームモデルを作ろう第2回に備え、実際にプレーモデルを目に見える形として作成したのでそれについて書いていきます。(Modelo de juegoをどう訳すのか論争はあえて触れず、僕はプレーモデルと呼ぶことをあらかじめ断っておきます。理由はそっちのほうがしっくりくるから!以下略!)

前回、僕がプレーモデルを作ったのはなんと2018年10月!時の流れを感じます・・・あのときは自分もまだ大学2年、それが今や4年になり戦うステージも大きく変わっていきました。それ自体はとてもうれしいのですが反面「え、もう1年半経ったの・・・」という何とも言えない複雑な感情になっております(笑)そんななか改めて自分のプレーのアイディアを形にしていくと複雑な感情はすぐさまどっか行き、様々な感想がわいたので書き進めていきます。(本文最後にプレーモデルおよびその解説を公開しております)

1.プレーモデルを作るメリット

これについては前回作成した際にも感じたことではありますが、やはり自分の思考が明確になること、自分がわかっていない部分を把握できることは今回も感じました。

プレーモデルは明確に書き残したからといって、それをそのまま選手に見せて理解させるわけではありません。ですから自分が読んで理解できればいいっちゃいいわけです。この資料を選手が理解できなかろうが、トレーニングをとおして実際の試合で再現できればいいのですから。が、しかし、そのトレーニングで自らのアイディアを落とし込むには、当然「誰に」「どこの部分で」「どのように」トレーニングするのかを明確しておいたほうがうまくいく確率は上がるに決まっているわけで、わかりやすくできるならわかりやすいに越したことはないわけですね。(このへんのトレーニングのプランニング的な話は窪堀先生の『トレーニング作りの向こう側』をチェックしましょう!)
普段のトレーニングを想定して言語化していくと、どのように説明すればより整合性をもって説明できるか?を突き詰めることになり、より自分のアイディアを明確に自覚できるようになると同時に、練習で普段自分ができていないことを改めて感じさせてくれました。

2.前回との違い

2つ目に、前回に作成したときと違った点が非常に多くあるということを感じました。プレーモデルは完成しないといわれるように時がたてばその人のアイディアもアップデートされていくので、大枠のアイディアはほとんど変わらないものの伝え方、ゲームの見方などといった細かな部分での変化はかなり多数ありました。

またメリットの部分でも触れましたが、プレーモデルをよりトレーニングに紐づいた形で書いた点が前回とはもっとも変わったこことかもしれません。当時よりもトレーニングのプランニングに関する知識が大幅に増えたことやトレーニングを行う機会や見る機会が圧倒的に増えた分、トレーニングで実際に使う言葉のレパートリーも増えており、前回よりもかなりシンプルな言葉で書けたと思います。(もちろん全部が全部使う言葉で書いたわけではないですが・・・)


前半のまとめ

さて、というわけで久しぶりにプレーモデルに関するインプット→アウトプットという作業を行ったわけですが、先にのべた通りインプットした知識を本当に理解しているのかをチェック(知っている→理解しているへの変換)するのにアウトプットは非常に重要だし、より理解度を高めるためにもかなり使えるので、アウトプットは意識的に行いましょう。

ただ、一番伝えたいことは結局プレーモデルをアウトプットしたところでゲームで再現できなければ意味がないということです。
我々指導者は結局ピッチで勝つためのプレーをどう再現し、そして勝たせるかが大事なので、プレーモデルを深く理解するだけでなくどうプレーを再現するか、すなわちプレーモデルをどのように使うかといった部分を絶対に忘れちゃならないと思います。なのでつべこべ言わずにさっさと実践し、現場に合わせて最適化しましょう(今はできないけど)。それが一番大事。最適化したついでにナレッジ残すくらいの気持ちが一番ちょうどいいでしょう。

ということでアウトプットも大事だけどPDCA、一番大事、つべこべ言わずに実践しよう。

※以下有料部分としてプレーモデルおよびその解説を公開します。興味ある方はぜひご購入下さい(プレーモデルは5/15(金)21:30までは無料公開します!)

ここから先は

4,382字 / 15画像

¥ 650

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?