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元高校球児が語る野球と比較した筋トレの魅力3選

私が野球が好きで小学生4年生から高校まで続けてきました。

現在は筋トレにのめり込んでいるわけですが、筋トレの魅力を知った今だからこそ野球に対して思うことがあります。

というか「野球と比較した筋トレってめちゃくちゃ魅力的やん」ってなったので、それを私の独断と偏見でまとめていきたいと思います。

「筋トレの魅力を違った視点から知りたい方」
「野球と筋トレ、どちらにも魅力を感じている方」

このような方は最後までお読み頂ければ幸いです。

動画で知りたい方はこちらからどうぞ!

センスの差が少ない

野球はセンスの差がとても顕著に現れるスポーツだと思います。

そこまで必死こいて練習をしていないのに、めちゃくちゃ結果を残す人をいっぱい見てきました。

逆に、練習はめっちゃしているのに、全然上手にならず万年補欠の人も見てきました。

なんとも残酷なスポーツですよね。

高校野球にもなれば、野球が上手い人が人間的にも優れているような気がしてくるほどの完全実力主義の世界です。

センスだけではなく、少しの練習でも要領良くこなし、考えてやっている選手も中にはいると思います。

ですが、必死こいて練習をしていても結果が伴わなければやってきたことは認められず、むしろ小馬鹿にされるような風潮を野球には感じます。(偏見)

野球でいう「センス」が占める重要性はとても大きいものがあるでしょう。

ですが、筋トレにおいて「センス」はさほど重要ではありません。

運動神経が良い方であれば、やり始めでもトレーニングのフォームが綺麗なパターンはありますが、ただ綺麗なだけで「筋肉の使い方」や「動作のテンポ」まで上手にこなせる人は少ないでしょう。

トップボディビルダーの方を見れば、一挙手一投足が長年の鍛錬によって養われた熟練の動きであることが良く分かります。

バーベルの握り方、脚の位置、セットへの入り方などなど。

このような丁寧な所作を、センスの部分で初めからできてしまう方はいないでしょう。

小さい頃から足が早くて運動神経が優れている方でなくても、継続さえすれば上を目指せるスポーツが筋トレだと思います。

野球において「センス」というものが本当に存在するのか、これは私には分かりません。

目に見えない野球に対する思考量の違いを単純な練習量でひっくるめて「センス」という言葉で逃げているだけなのかもしれません。

センスがあると感じる選手は練習量こそ少なくても、人よりも思考を巡らせて試行錯誤を繰り返しているからこそ、結果を残せているのかもしれません。

ですが、努力や練習量では埋まらない差を感じるんですよね。

私なんて、守備が下手すぎて上手くなる気配が皆無でしたもん。

でも、筋トレにはそれがない。

えげつない身体をしている人は、それだけハードなトレーニングを重ねていますし、トレーニングもめちゃくちゃ上手です。

日本のトップに行くような選手は、総じてとんでもないハードなトレーニングを積んでいます。

「センス」という言い訳ができない分野であるのが筋トレの魅力ってわけですね。

積み重ねの差が出る

野球はたいして練習をしていなくても、運動神経の良いやんちゃな奴がホームランを打ってしまうような事があります。

ですが、筋トレではこのようなことが起きません。

ベンチプレスをやりこんでいない人が、いきなり100㎏を挙げてしまうようなことはないんですよね。

体重が100㎏近い人であれば、いきなり挙げてしまう方もいるかもしれませんが、普通の体型の方であればベンチプレスをやりこんで少しずつ強くなって、やっと100㎏が挙がるようになります。

筋トレは「積み重ねた過程が結果として現れてくれる」とてもやりがいのある分野です。

どれだけ練習を重ねても、ホームランを打てない選手も中にはいるでしょう。

ですが、年月を重ねて積み重ねれば、ほとんどの人がベンチプレス100㎏を挙げることはできます。

野球などのスポーツでは、積み重ねをせずに結果を残せてしまう方がいるのは事実であり、その人に才能やセンスといった部分があることは素晴らしいことではあります。

ですが、真面目に取り組んで頑張っているのに、結果がでなければその過程が全て否定され、積み重ねをしてきていない人にも負けたことになってしまう野球というスポーツはやはり残酷です。

スポーツに限らず結果至上主義であれば、過程なんかクソほどどうでもよくて知ったこっちゃない。

という意見もあるかもしれません。

ですが、頑張った過程がある人には、それなりの結果を与えてほしいじゃないですか。

その点、筋トレはその人がやってきたトレーニングや食事など、全てがダイレクトに結果に反映されるスポーツです。

たとえば、野球で高校NO,1投手といわれる人よりも練習を頑張っている高校球児は腐るほどいると思うんですね。

下手したらプロ野球選手よりも練習している草野球の選手もいるかもしれません。

でも、結果は出すことができない。

でも、ボディビルで日本一になる人よりもハードに筋トレをして生活全てを捧げている人はいないと思います。

というか、できないと思います。

日本一のボディビルダーよりハードに筋トレや全てを懸けて身体を作っているのに、全然大したことのない身体になるってのはありえないと思います。

それほど凄まじい積み重ねをしてきて身体を作りあげてきているのが、日本一のボディビルダーってわけですね。

ダイレクトに身体に反映されるからこそ、緻密な積み重ねが重要になってくる。

筋トレは野球よりも積み重ねの差が出やすい、とはいっても野球でトップ選手になるような方はとても真面目に練習に取り組んでいるという話をよく聞きます。

どんな分野でも、センスで結果を出せるのはある程度のレベルまでの話ではありますね。

着実に成長していける

先ほど筋トレは継続が大切であることを述べましたが、歴を重ねれば確実に成長していけるのが、筋トレの魅力のひとつです。

私自身、高校野球時代に初めてウエイトトレーニングを始めましたが、最初はベンチプレス60㎏を持つのがやっとでした。

大学でアメフトを始めた頃はベンチプレス120㎏程で、現在は160㎏を挙げられるようになっています。

目に見えた数値での成長にくわえて、もちろん見た目の変化を感じることもできます。

ボディビルの世界では40近くの選手がトップにはゴロゴロいます。

年齢を重ねても、成長できて結果を求めていけるスポーツといえますね。

ですが、野球は目に見えた成長が分かりにくいスポーツでもあります。

球速が一気に上がれば分かりやすい成長となりますが、バッティングや守備なんかは成長を実感しにくいですよね。

くわえて、基本的には年齢を重ねていくほどに体力や技術の衰えは避けていくことができないのも現実です。

筋トレが特殊であって、スポーツはほとんどそうだと思いますが。

筋トレにはプロ野球のように誰が見ても華やかなステージがあるわけではありませんが、志さえあれば年齢を重ねても結果を出すことができる筋トレ・ボディビルの世界が私は好きですね。

たとえば、野球でいうと大学を卒業してプロになれず、それでも高いレベルで野球をしたかったら社会人や独立リーグなどの選択肢が生まれてくると思います。

ですが、年齢を重ねて結果を出せない、あるいは将来性を感じさせることができなければ、チームに在籍し続けることは難しくなるでしょう。

それでも野球を続けたければ、レベルを落とした草野球チームに所属する選択肢になってくると思います。

もちろん、草野球でも結果を求めてレベルの高い環境で活動しているチームもあるとは思いますが、社会人や独立リーグに比べればレベルは落ちると思います。

どれだけ志が高くても、チームから求められなけば高いレベルでプレイすることが難しくなってしまうのが、野球の厳しさとも捉えることができますね。

ですが、筋トレは自身の志が高く、それに見合ったレベルの身体になれば、トップで戦うことができます。

年齢やキャリアは全く関係なく、その人の身体一つで「立てるステージ」が変わってくる。

プロ野球ほど華々しいステージでなくとも、好きで身体一つを突き詰めてきたレベルの高い男たちのステージは、めちゃくちゃカッコイイものがあります。

野球はどれだけ志が高くても、高い目標があっても、チームに必要とされなければレベルの高いステージに挑戦する機会すらもらうことができません。

志や目標さえあれば、どんな人にも道が開けるのが、筋トレの魅力ですね。

あとがき

今回は元高校球児の視点から野球と比較した筋トレの魅力を語ってみました。

野球の厳しさを知り、筋トレの魅力を堪能している現在であるが故に、かなり筋トレびいきな記事になったと思います。

言うまでもなく、野球には野球の楽しさがあります。

どんな分野、スポーツであっても好きなことであればとことん突き詰めてのめり込んで自分が納得する結果を出していきたら最高ですよね。

あらためて筋トレの魅力を再確認する良い機会となりました。

今後も筋トレが楽しくなる、筋トレの魅力を発信していくので、良かったらYouTubeも覗いてみてください。



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