65 私のVision,Mission,Policy
こんにちは。眠り子です。
新年明けましておめでとうございます。
沢山の幸が訪れ、誰にとっても幸せな1年となりますように。
新年1本目のnote、今回は…自分語りです!笑
フリースクールRizを運営しておられるたかれんさんという方が、以前こんなnoteを書かれていました。
このnoteでたかれんさんは、フリースクールRizのVision、Mission、Policyを紹介されています。
この3つの言葉は、このnoteの中では、次のように定義されています。
○Vision(≒実現したい未来)
○Mission(≒Visionを達成する上で解決すべきもの)
○Policy(≒Missionの解決のためにわたしたちが大切にする方針)
一生という道を進んでいく中で、時々、「自分はどこへ向かいたいのか」を見つめ直すことは大事なことだと思いますし、それを明確に言葉にすることで、曖昧なものだったイメージが、しっかりと形をもったものになるような気がします。
そこで、年も明けたことだし今年の抱負も兼ねて書いてみようと思ったのが、今回のnoteになります。
また、noteを書くに当たり、MissionとPolicyを、私がしっくりきた形にそれぞれ定義しなおしました。
○Vision(≒実現したい未来)
様々な要因で、躓きや苦しみ、不安や恐怖などもやもやした気持ちを抱えている子どもたちが、それに向き合って、乗り越えていける未来。
○Mission(≒Visionを達成する上で行っていくこと)
前を向くためのエネルギーを失ってしまっている子どもたちが、エネルギーを持って、前に進んでいくことができるための力になる。
○Policy(≒Missionの実行のためにわたしが大切にする方針)
初めに子どもありきであること。
一つずつ順番に見ていきましょう。
○Vision(≒実現したい未来)
様々な要因で、躓きや苦しみ、不安や恐怖などもやもやした気持ちを抱えている子どもたちが、それに向き合って、乗り越えていける未来と書きました。
世の中には様々な背景や思いをもった子どもたちがいます。
障害がある子ども、不登校の子ども、人一倍敏感で繊細な子ども、重い病気を抱えている子ども、貧困家庭の子ども、試験を前にして不安でいっぱいな子ども、特に何があるわけではないけれど、どこか生き辛さを感じている子ども。
そうした子どもたちが、自分が感じている苦しいものと向き合って、自分を受け入れて、そして前に進んでゆく。
今は前に進めなくとも、少しずつ、ゆっくりと自分を受け入れていって、最終的にはほんのちょびっとでも、一歩前に進む。
今はもやもやした感情を抱えている子どもたちが、そうしたことができるような未来があるといいなと思います。
○Mission(≒Visionを達成する上で行っていくこと)
ここには、前を向くためのエネルギーを失ってしまっている子どもたちが、エネルギーを持って、前に進んでいくことができるための力になると書きました。
傷付きや不安を抱えている子どもたちは、これまでの経験から生まれた無力感や恐怖などから、前を向くためのエネルギーを失ってしまっていることがあります。
「どうせ駄目なんだ」
「私なんてどうだっていいんだ」
「誰も分かってくれない」
そうした思いをもっている子どもたちが、自分が吐き出した思いが否定されずに受け止めてもらえた経験、味方になる人がちゃんと居るということを感じられた経験ができるための、そして、一時は持てなかったエネルギーを蓄えていけるようになるための、力になれるよう頑張っていきます。
また、このときには、「支援してあげる」「力になってあげる」というような支援者の立場が上となるような関係ではなく、「手伝いをさせてもらう」「受け止めさせてもらう」といったように、初めは上にいるのは子どもたちで、そこからフラットな関係になっていけるようにしていきたいと思っています。
子どもがエネルギーを蓄えられるようにするのが目的なのだから、支援者ありきではなく、子どもありきでありたいからです。
○Policy(≒Missionの実行のためにわたしが大切にする方針)
初めに子どもありきであること。
言葉で書くとすれば、この1行に集約されるのかなと思っています。
子どもと関わるときに考えること、気を付けるべきことはいくつもあると思います。
声のトーン、表情、話す速さ、ペース、表現の仕方、目の前の子どもが好きなこと嫌いなこと、などなど。
また、自分がとる言動の意味も基本的にはもし訊かれても答えられる状態であるべきだと思っています。
しかし、それらはすべて、このPolicy「初めに子どもありきであること」に集約されるものだと考えています。
主役は支援者ではなく子どもです。
ならば、その子どもにとって最も居心地の良い時間、空間にするにはどうするかを私は考えたいです。
最後に
ここまででVision、Mission、Policyとその奥にある考えについてお話してきました。その中で私は「子ども」という言葉を多く使ってきましたが、これは何も子どもに限った話ではないと思います。
大人でも、苦しみの中にいる人が少しずつでもそこから抜け出せるようになる未来があれば良いと思いますし、大人でも、前を向くためのエネルギーを持てなくなっている人には、それをまた溜められるような関りができたら良いと思いますし、そのような関わりをしてくれる人が、その人のそばに居たらいいと思います。Policyの「初めに子どもありき」は、初めに被支援者ありきといったような表現になるのでしょうか。もっといい表現もあるような気もしますが。
もちろん大人の方と関わらせていただく場合でも、このVision、Mission、Policyは変わりないですが、私が特に力をいれていきたいのが、子どもとの関わりだったため、このような表現になっています。
みんなが幸せで、笑顔で、楽しく暮らしていける。
そんな未来が私は一番好きなのだと思います。
お読みいただきありがとうございました。
素敵な一日になりますように。
ちなみにトップ画像の写真は、昨日食べたおしるこです(今日も食べました。美味しかったです)。
私はお雑煮よりはおしるこの方が好きなので、おしるこばっかり食べてます。
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