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58 受験はマラソン。現役大学生が受験生に伝えたいこと。

こんにちは。
眠り子です。

11月になり、受験が段々と近づいてきた感覚を味わっている人もいるのではないでしょうか。
今回は、現役大学生の私が、受験生の方々、そしてこれから受験生になる方々に伝えたいことを書いていきます。
主に、記憶がはっきりしている大学受験に向けた勉強について書いていきますが、中学受験、高校受験でも同じことは言えると思います。

内容は何でもいいので、まずは勉強習慣をつけてみる


これは主に、来年以降に受験生になる方へ向けた章です。
私が大学受験の勉強を始めたのは、高校3年生の夏休みでした。
中学受験の勉強も、小学6年生の夏休みからだった気がします。

私が大学受験の勉強を本格的に開始したのが夏休みからだったのは、それまでは学校の授業は教科書の内容を扱うものだったからです。
教科書の内容をしっかり定着させて、定期試験対策をするので精一杯でした。
3学期制だったので、7月に期末試験があり、無事に夏休みを迎えました。
教科書の内容は学習し終わったし、受験勉強始めるかな~と思ったのですが、初めのうちは、少し勉強しただけで、すぐに疲れて、ダレてしまいました。

それまで学校の授業以外では殆ど勉強していなかったので、勉強に対する耐性がついていなかったのです。
仕方ないので、最初のうちは、自分の好きな科目だけを少しずつやっていくようにしました。
そうするうちに自然と、長時間勉強に取り組んでいても、疲れなくなりました。
長期休みの期間に勉強耐性がないというのは非常に勿体ないことだと思います。
普段学校以外で勉強する習慣のない人は、受験勉強始めようかな~と思う少し前から、この耐性をつけておくことをお勧めします。

勉強法に迷ったら


これから受験生になる方々、もしかしたら今受験生の方々も、自分なりの勉強法が確立されていない・・・という方がいるかもしれません。
同じ勉強法でも、人それぞれ合う合わないがありますし、自分に合ったやり方を見つけるのは、結構大変かもしれません。

もし、勉強法に迷ったら「よく聞く言葉」を参考にしてみるのも良いと思います
「夏休みまでに基礎を固める」「問題集はあれこれ手を伸ばさず、同じものを使う」「間違えた問題ノート作り」などなど、ですね。


「よく聞く言葉」というのは、それだけ沢山の人が、それにより上手くいった経験がある言葉だと思いますし、それなりの理由もあります
もちろん、それが自分にとっても当てはまるものかは分かりませんが、確率的には当てはまる可能性が高いので、ものの試しにやってみるのも良いと思います。


ちなみに私の勉強法は、一つの問題集を、全問解けるようになるまで何週もする形で、ひたすら問題を解いていくという形でした。
間違えた問題ノートを作っていた時期もありましたが、私には合わなかったので、それよりもひたすらに問題を解いていました。


やや話が脱線しますが、勉強法と同じ理由で、単語帳や参考書、問題集などは、安直に周りの人たちが使っているものを買うのではなく、自分で本屋さんにいって、一冊一冊中身を見ながら、自分にとって合っているものを選ぶと良いのではないかと思います。

一番大事なこと:受験はマラソン


受験は、特に推薦入試やAO入試などではなく一般入試の場合、長期戦になることが多いです。
そのため、進路講話会などで高校生に話をするとき、私はいつも「心を健康に保つことが一番大事」という話をします。

第一志望の大学の合格を目指して、ものすごいプレッシャーの中、毎日何時間も何時間も勉強した結果、プレッシャーがピークに達する受験直前で体を壊してしまい、満足に試験を受けられなかったという人が、私の周りには何人もいました。
これは受験生本人だけの問題ではなく、周りの大人の接し方がよくなかったというケースも一定数あると思いますが、いずれにしても、受験は最後まで走り切ってこその受験です。

試験に合格するのは、本番で力を発揮できた人です。
本番を最高のコンディションで迎えるために、日々のペース配分はとても大切だと思います。
途中で明らかに負荷となるペースで走ってしまえば、後半ペースが乱れてしまうのはマラソンと一緒です。

私の場合は、勉強は夜の11時までにして12時には必ず寝るやれるうちは勉強するが、疲れたら今日はそこまでにする適度に息抜きの時間を入れるといったことを大切にしていました。

行事の後の打ち上げは、高3ともなると参加者は少なかったですが、私は好きだったので必ず行っていました。塾の授業を別日に振り替えて貰って行ったこともあった気がします(笑)。
12月以降は、一日一冊漫画を読むことを決めていましたし、センター試験が終わってからは、少し勉強に飽きると、自分の好きなライトノベルを読んでいました。
大体一度読み始めると一冊まるまる読んでしまうので、結構時間が経っているのですが、そうして適度にリフレッシュしていたのは間違っていなかったと思っています。
私は結果としては現役合格を果たしましたが、もし第一志望校に受からず浪人していても、適度にリフレッシュを入れるのは止めていなかったと思います。
だって、そこで無理をして本番で崩れてしまう方がよっぽど勿体ないから

心の安定は、メンタルが弱りやすい時期だからこそ、最優先で守らなければならないものだと思います。
模試や定期試験などを受けた後も、間違えた問題に対して「できなかった」ではなく「できることが増えた」と捉えるようにする、周りと比べないなど、細かい所でも、自分を責めないで欲しいと思っています。

お読みいただきありがとうございました。
素敵な一日になりますように。

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