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人間の行動の不思議

今回は、「人間の行動の不思議」について書きたいと思います。私が、人間の行動で不思議に思う点は、「やってはいけない」と言われたことは、やりたくなり、「やりなさい」と言われたことは、やりたくないということです。

幼い子どもの行動を想像してみてください。「やったらダメ」と言われたことは、笑顔で行い、「やりなさい」と言われたことは、怒ってやらないという状況を見たことがあると思います。また、勉強についても同じことが言えます。親が「勉強しなさい」と何度も言うと、子どもは一切勉強しようとしません。対照的に、親が勉強について何も言わない子どもは、自分から進んで勉強に励んでいます。

私は、塾講師として、親が子どもに勉強について何も言わないようにお願いをしています。親から勉強に関して言われると、どのように感じるか、子どもに尋ねたことがあります。その時、子どもが言っていたことは、「言われれば言われるほどテンションが下がる」「子どもは親のやってることに何も言わないのに、何故、子どもは言われるのかわからない」などでした。私は、子どもの考えを素晴らしいと思います。

結果的に、人間は、自分の思い通りに行動したいのだと思います。これは、ずっと書いてきたことですが、自分の行動は、自分で決めたいだけです。だから、人にあまり言い過ぎないようにしましょう。言い過ぎれば、それだけ反発も大きくなります。人間には意思があります。人間には、どんなに小さなことでも、思いがあります。だから、その意思や思いを尊重してあげてください。すると、必ず相手が自分の意思や思いを尊重してくれるときが、やってきます。

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