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「負け」から学ぶこと

今回は,「負け」について書きたいと思います。世界が資本主義である以上,必ず勝負はつきものです。仕事においても,勉学においても,恋愛においても,必ず勝者と敗者がおり,勝者は喜び,敗者は悲しむ結果となります。しかし,私は,この「負け」「敗者」こそ生きていくうえで大切だと思います。

最近の話題で書くと,スキージャンプの高梨沙羅選手が記憶に新しいと思います。高梨選手は,北京オリンピックで金メダル候補として挑みました。その重圧は途轍もなく大きいものだったと思います。しかし,結果は,個人戦4位,団体戦も自身のスーツ規定違反により1回目のジャンプは失格となりました。不運もありましたが,完全な敗北だったと思います。

しかし,高梨選手は,失意の中,2回目のジャンプに挑戦したことは,尊敬に値するし,また,競技を引退せずに,その後のワールドカップで優勝を果たしたころから,私は,今回の「負け」で,次回の冬季オリンピックで必ず金メダルを取ってくれる確信しています。

人は「負け」なければ,強くなりません。わざと負ける必要はありませんが,自分を成長させるためには,「負け」は必要なのではないでしょうか?
勝ち続ける人生などなく,どこかで必ず「負け」はやってきます。そして,その時に,悲しんで前に進まないのではなく,次の勝負の活力にすればよいと思います。負けて,どうすれば勝てるのかを考える時間こそ,充実した時間ではないでしょうか?



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