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本当の友をつくるために

良い時も、悪い時も同じ態度で接してくれる人だけ信じられる。そういう人と付き合っていきたい。

今回の言葉は、野球解説者である落合博満さんの言葉である。落合さんは、プロ野球選手時代、3度の三冠王に輝き、バッティングにおいて、多くのプロ野球選手が真似をしても、なかなか習得できないほどの技術の持ち主であった。そして、現役を引退し、2004年から2011年まで中日ドラゴンズを指揮し、8年間で4度のセ・リーグ優勝、日本一1回と途轍もない成績を残した。そのような落合さんの言葉について述べていきたい。

みなさんの中で、自分の調子が良い時、周りから持ち上げられ、自分の調子が悪い時、周りから相手にされないという経験はないだろうか?私は、大学卒業後、金融機関に就職した。そして、新卒でいきなり本社に勤務となった。(最終的に本社に3年間いた。)その時、私が、本社勤務であることから、新人である私に対して、多くの営業の先輩方は、本当に良くしてくれた。そのことは、本当に感謝している。しかし、私が転勤になり、営業に配属されると、今までは良くしてくれた先輩から相手にされないということがあった。(半分の先輩は、従来通り、優しく接してくれたが……)

人付き合いなしに生きていくことは難しい。そして、多くの人が人間関係に問題を抱えている。人から嫌なことを言われたり、されたりして傷つくことが多くある。そんなときは、思い切って関係を断てばよいと思う。無理をする必要はない。周りに相談をして、自分の味方になってくれる人を探し、見方をしてくれる人をどんどん増やしていく。そうすることで、自分が正しい気持ちになり、気持ちが前向きに変わる。そして、自分の人生がマイナスからプラスに変わる。

落ち込んでいる時、普通に自分と接してくれる人と一緒にいればよい。その人はおそらく信頼してもよい人だろう。そして、その信頼している人が落ち込んでいる時に、全力で助けてあげることで、その人との関係は強いものとなり、一生の友に変わっていくだろう。そのような友を一人でも多く作っていきたいものである。

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