kfs

大学教員になるまでの記録を残したいと思います。

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大学教員になるまでの記録を残したいと思います。

最近の記事

転職が決まってから退職するまで

前職の退職を意識しはじめたことは、以前のnoteで書きました。 よくある組織の意向と個人の考えが合わなくなってきたから、というような感じです。 振り返ると、シンクタンク的な仕事であったこともあり、入職時は職員がそれぞれ職人的(個人商店的)な気質が強かったのですが、 コンプライアンスが重視され(悪いことではない)、組織的に対応することが多くなり(これも決して悪いことではない)、なんとなく合わなくなってきたのかと思います。 合わなくなってきたのもあるのですが、面白くなくなってき

    • 大学の導入科目において非常勤講師として関わる難しさ

      少し話題を変えて。 しばらく大学で非常勤講師をしてきた。 まぁ、これが専任へのステップになったので、 今となれば良い経験だったと思う。 担当したことがあるのは、いわゆる大学入学時の導入教育。 少し特殊な科目であるが、 非常勤講師として関わる難しさを感じた経験でもあった。 だいたい今日の大学には、入学してから所属する導入ゼミがあると思う。 自分が大学に入った頃もあったけど、 そんな洗練されていなかったと思う。 勤務校は比較的高偏差値の大学ではあるが、 いかに高校までの

      • 大学教員公募へのチャレンジの記録⑤

        あけましておめでとうございます。 前回の記事から半年近く経ってしまいました。 大学内定後に、現職の仕事や退職にかかるいざこざ、 退職に向けた準備や赴任前の諸々の準備、 非常勤講師の仕事などなどに日々忙殺されていました。 前回の記事は以下から 公募戦線に残っている大学;  ④ジャンル一致のC大学(助教)  ⑤ジャンル一致のD大学(助教・助手)  ⑥ジャンル一致のE大学(助教) それでは時系列で、まずは⑤D大学の面接から。 締切は8月でしたが、7月下旬に面接を実施。

        • 大学教員公募へのチャレンジの記録④

          (またまた続き) 前回までの記事で、大学③~⑥まで面接に進んだことを書きました。  ③ジャンル一致のB大学(専任講師・助教・助手)  ④ジャンル一致のC大学(助教)  ⑤ジャンル一致のD大学(助教・助手)  ⑥ジャンル一致のE大学(助教) ということで、それぞれ連絡があった順に詳細を書いてみたいと思います。 ⑤D大学(助教・助手) 締切前に電話がありました。 ちょうど昼の時間に、携帯に見知らぬ番号から着信が。 市外局番もあまり見たことがない番号。 iPhoneは発信地

        転職が決まってから退職するまで

        • 大学の導入科目において非常勤講師として関わる難しさ

        • 大学教員公募へのチャレンジの記録⑤

        • 大学教員公募へのチャレンジの記録④

          大学教員公募へのチャレンジの記録③

          (また続き) 立て続けに、2つの大学(短大と大学)からお祈りレターをいただき、 「これはやっぱり無理か」と思っていました。 気を取り直して、「助教」を中心に公募情報を検索し、 さらに4つの大学にアプライをしました。  ③ジャンル一致のB大学(専任講師・助教・助手)  ④ジャンル一致のC大学(助教)  ⑤ジャンル一致のD大学(助教・助手)  ⑥ジャンル一致のE大学(助教) 結果、まさかの、すべての大学から書類通過という連絡をいただきました。 全て、7月中旬から8月初旬に

          大学教員公募へのチャレンジの記録③

          大学教員公募へのチャレンジの記録②

          (続き) 2021年から、仕事に対して思うことが増えた。 かといって、順調に昇進しており、まあまあの処遇と福利厚生で転職をするまでには至らなかった。 秋口から本格的に組織と意見が合わなくなってきたこともあり、 密かに「転職」を検討していた。あくまで転職を。。。 そして、2022年になり、 同業のお堅い仕事に応募し、最終的に今年の夏に内定をいただいた。 この時、同時に大学教員公募の書類審査を4つ通過していた。 お堅い仕事の内定をいただいた夏からさかのぼること4か月前。

          大学教員公募へのチャレンジの記録②

          大学教員公募へのチャレンジの記録①

          2021年から本格的に大学の教員公募をはじめ、内定をもらいました。 たくさんのサイトを見て、参考にさせていただいたので、 備忘録と情報の蓄積・共有のために記事にしておきたいと思います。 筆者について  ○アラフォー  ○文系博士満期退学後、シンクタンク的な仕事に10数年勤務 2016年に初めて大学教員への転身を模索し、 Fラン3校にアプライするも、すべて書類選考で落ち、面接にも至らず。 1校はお祈りレターが来たが、2校はお祈りさえなく、びっくりした記憶がある。 2017

          大学教員公募へのチャレンジの記録①