優先順位の整理に困ったときにオススメ、バブルマップ
優先順位を整理できないとき
前回は、頭の整理ができないときに、とにかく書き出す。というところまで説明しました。
ただ、あまりにも書き出す量が多かったりすると、逆にどう処理していいかわからなくなってパニックに陥りそうになる人をよく見ます。
本来は一個一個片付けていくしか無いのですが、パニックで不安に陥ってしまうと、どこからどう手をつけていいかわからなくなり、感情を整理することで手一杯になります。
せっかく不安を整理するための書き出しが、さらに不安を助長することになる。そこで感情のもやもやを消すのに時間がかかってしまう、というネガティブスパイラルに陥ってしまいます。
そこで使えるのが、タスク管理のバブルマップ。
気になることを円で囲む
やることは単純で、気になることを紙に書く際に、
心配が大きいものを、より大きな円で囲んで。
心配が小さいものを、より小さな円で囲んで。
書きます。
心の中身がビジュアル化されて見えるので、一旦自分が何を一番心配しているのか、を客観的に見ることができます。
関連しているものを近くに書く
あるプロジェクトに派生してい気になるもの。
例えば、あるプロダクトのプロジェクト計画を立てる、そのプロダクト仕様を決める、など関連するものは近くに書きます。
終わったら塗りつぶす
その後、実行したものを整理してすっきりするには、円を塗りつぶしていきます。
視覚的にも頭の中がすっきりしていきます。
書くときのポイント
5分で書く
書く際のポイントとしては、さっさと書くことです。
時間をかけると、どうやって描くか、なにか漏れ抜けがないかなどが気になって書き始められません。
そこですぐに書き始めるものこそが、自分が心配していることで、大事なことだと割り切ってください。
思い出したらあとで書けばいいので。
書き直さない
円の大きさが間違っていた。
位置関係が微妙に異なる。
そんなことを気にしていたらいつまで経っても下記終わりません。
これはきれいに書くことが目的ではななく、今の頭の中を投影することが目的です。
いろいろ間違っているということは、自分の頭の中の認識がいろいろ揺れているのだと割り切って、書くことを終わらせてしまいましょう。
試しに毎日やってみる
やりたいことが多かったり、日々の仕事が多いとき、心を落ち着かせるには非常に便利なツールです。
慣れると驚くほど効率的に頭を整理し、1日の生産性を上げることができます。
ぜひ、試してみてください!
おそらく、この記事を見てから使い始めたのかもしれません。参考まで。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?