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♪サッポロいっちーばん、塩ラ~メン~♪

昨夜スーパーで久々に買ってきて、今朝頂いた。
うん、美味しい。すぐ美味しい、すごく美味しいは違うラーメンのキャッチコピーだっけ。

サッポロ一番塩ラーメン。タイトルにあるフレーズがCMでよく流れていたのを思い出す。

今年の4月くらいから、小麦の需要増大、在宅による需要増加で一時期スーパーからパスタやホットケーキミックスが消えた。同じくらいの時期に袋麺もほとんど売り切れとなっていた。

少し落ち着いてようやく売り場に並んだ頃、今度はお値段が高騰していた。とは言えその価格基準はあくまで自分のものさしの話で、スーパーとしては需要が高いから定価で販売するのは当然だった。さすがにプレミア価格で売っている訳ではなかった。

昨夜、スーパーで見かけたサッポロ一番は馴染みのある廉価販売のお値段で売られていた。
ああ、状況が少しずつ以前の状態に戻っているんだな~と感じながら、久々に手に取り買い物カゴに入れた。

小学生時代、土曜のお昼はたまに父親が作ってくれていた。その時よくよく選ばれていたメニューがサッポロ一番だった。

父親は味噌ラーメンの方が好きだったかもしれない。塩も食べたけどどちらかと言えば味噌だった気がする。私は塩派だった。

父親の作るラーメンには、しばしば溶き卵が浮かんでいた。私は実はこれが少し苦手だった。

私は玉子焼きが大好きだ。目玉焼きは苦手だ。スクランブルエッグが好きで、ゆで卵は嫌い。卵かけご飯は大好きで、粗く溶いたかき卵は苦手だった。どうやら卵の白身と黄身がしっかり混ざっていないとダメらしい。

そういうめんどくさい好き嫌いが今でも多く、さらに当時は今以上に好き嫌いが多かった。

そして父親の作る溶き卵は、混ぜ方が粗く、白身と黄身が分離していることが多かった。

どうしてしっかり混ぜないんだろうと心の中で文句を言いつつ、スープの中に白身の塊を少し残して御馳走様を言い、バレないように直ぐに流しに片付けていた。父親は好き嫌いを許さない人だった。

私が料理をする時は今でも、卵は必ずよくかき混ぜてから使っている。1分以上は混ぜるかな。

話を戻す。サッポロ一番塩ラーメン、あの絶妙な塩加減のスープとすりゴマが付いていて食べる前にそれをかけるとゴマのいい香り。

父親はそろそろいい歳だが、元気にしているだろうか。などとノスタルジーを感じながら、あっという間に頂いた。御馳走様でした。

本日はここまで。

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