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大阪バックサイドブルースpart2


ひさびさの大阪はたのしかった。

学生時代から社会人としてまる3年、モラトリアム時期入れると約10年を過ごしたエリアだからだけってことではないんだなーと今回あらためて思った次第。水が合うとでも言えばいいんだろか。新大阪降りた瞬間得た妙な安堵感。あれはいったいなんだったんだろか。

1泊2日の強行スケジュールだったので、大阪でしか食えないたまごサンドもアメリカ村裏のあのカレーとラーメンも、金龍でキムチ入れながら食うラーメンもたこ焼きもスルーしてしまったが、個人的にはレコード屋もっとまわりたかったなあ。無理矢理梅田ディスクユニオンパトロールしたぐらいなんですが安価で探してたニール・ヤング「渚にて」を入手できたのはよかった。東京だともう少し根が張るネット・ドヒニーの1stは見つけたけどスルー。voxmusicとかバナナ行きたかったんですけどね。冷静に冷静に(by小泉今日子)で大人の爆買いだけは避けられたわけですよ。あぶないぜ。

大学は京都だったんですけど中古レコードハンティングではじめて梅田に降りたったのが1989年の夏です。フォーエバーレコードだったんじゃなかったかなあ。買ったのはTHE BEACH BOYS「WILD HONEY」のレコード。WAVE梅田におそるおそる足を運んだり紀伊國屋書店のフロア面積におののいたり。レコードハンティングって意味では買った量、圧倒的に梅田でしたね。心斎橋〜難波エリアより梅田。特に理由ないけどな。時間あれば京都にも行きたかったんですが断念。次回はもうちょいもろもろ詰めこむ努力を。

妙なホーム感を体験したのは、思うに10代終盤〜20代をほぼ関西で過ごしたことはボクにとって大きな出来事だったってことなんでしょうな。なんでしょうね、物事の価値基準の物差しをカチッと決め込まれたみたいな。今回は約10年ぶりだったんですけど、次回は間を空けることなく通いたいもんです(まじで!)。なんも用事なきゃレコード買って食い倒れるだけでもいいよ!ちなみにホルモン焼きそばは関西にかぎります。あの独特の風味はカリフォルニアでTHE BEACH BOYSのサウンドが確立されたことや、ビリー・ジョエルがNYを舞台に数々の名曲を書き下ろしたことに通じますよ。関東方面から大阪に今いる人はホルモン焼きそば食べてから帰るように。

さあ、そしていよいよ約2週間後に阿佐ヶ谷ロフトAで拙著「歌謡曲meetsシティ・ポップの時代」刊行記念イベントあります。ゲストに漫画家/イラストレーターの江口寿史さんを迎えて語り明かします。もちろんシティ・ポップや大江千里、槇原敬之、KANといった本の中でも触れている男性シンガーソングライターについては音もかけながらのDJ(ディスクジョッキースタイル)で公開生放送のラジオみたいになればいいなーと思ってます。特に拙著で取り上げた楽曲、サブスクにない曲多いんですよね。なるべくそのへんの音源は持参しようかと思ってます。あとは話が脱線して韓流ドラマ/映画や浜辺美波や芦田愛菜、杉咲花、岸井ゆきのから趣里、キム・ダミ、キム・ゴウンと女優の話になったらごめんなさい😆

とりあえず「好きなものは好き」と言える気持ち抱きしめていたいフィーリングで、ひょっこり出会った君に運命感じてたと思いつつイベント終了後には夕暮れのモータープールならぬ阿佐ヶ谷ロフトA店頭でしっかり「ありがとう」と伝えたいのでみなさまどうぞご来場よろしくおねがいします!待ってますよー!

詳細はこちらです

2/12 阿佐ヶ谷ロフトAで待ってますよ!



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