Keymaker

50代オッサンの諸々エッセイなど。 視点さえ違っていれば、出来ることも変わる。

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洗濯機ティッシュペーパー事件と犯人

 洗濯が終わって、「さて干しますか。」って時に、洗濯物がティッシュまみれでトンデモナイことになった事はありますか?  ちゃんとポケットの中を確認して洗濯するから、そんな経験ないよって人にはまったく共感出来ない話かもしれません。私も嫁さんも、そんなにドジではないと思っていたんです。でもね、3回連続で洗濯ティッシュ事件が起きたんです。  仕事から帰宅して、夕食を囲みながらテレビなど観て、他愛もない話なんかをしていると、思いもよらない話題になったんです。 「ポケットにティッシュ入

    • 「千と千尋の神隠し」着想に至る経緯

      「千と千尋の神隠し」まずはタイトルが先に出来た。 知人に千尋という女性がいたんです。 名前を書くときに、千を書いたところで「尋」という字をド忘れしていたんですね。書きかけの名前には、「千と」と書いてて、頭の中では 「千と何だっけな?」て具合だったんです。 で、「尋」を思い出して 「千と千尋」と書いたことで、イメージが広がりました。 漢字のど忘れって、頭の中で「尋」が神隠しにあった状態だなと思ったんです。それで「千と千尋の神隠し」ってタイトルが決まった。 モデルとして、当時10

      • [UFO]の歌詞解説 : Mr.Children

        まず、リスナー全員が不倫の開き直った歌だと勘違いしているので、登場人物から説明です。 ここでは、不倫している彼女など出て来たりしませんので、そこからまずは頭を切り替えて下さい。 出演 僕 : 夫        君 : 妻        あの人 : 義父  何故か皆さんの解釈では君は愛人で、あの人は妻なんです。 そんな設定の歌詞、どこに創作意欲が沸きますか? 以下、物語風にして解説します。 妻「上手くいかないことばかりだよ」 と、普段なら僕に見せない弱音

        • レプリカを作るのは才能なのか?

          模造品を作るのは簡単、だから人はそれを避けて通る。 本来ならば、真似して作品を作るってことをするのは修行中にやることであって、その技術を身につけるための練習に過ぎない。 パクって作ったもので、「僕は秀才です。」と言ってのけるVaundy氏の感性がアーティストではなく、商業的なのだ。 彼は音楽をビジネスと捉えているのだろう。ビジネスの世界ならば模倣など当たり前に行われている。だから、躊躇なく模造品を作れる。 ここで疑問なのは、 2020年東京オリンピックのロゴをパクって社会

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          トラボルタの死亡説!

           何故か知らないが、あのジョン・トラボルタが死んでいるとの噂が飛び交っていたのをご存知だろうか? 僕の大好きな映画「グリース」主演はジョン・トラボルタとオリビア・ニュートンジョンのお二人。この映画以降、ヒット作に恵まれなかったトラボルタは、映画スティンアライブでのラジー賞をなど脚本の完成度が低いが故に 低迷期を迎える。 そしてジョン・トラボルタの死亡説が自然と噂されるようになった。  ミュージカル映画のこの作品は、歌とダンスとラブロマンスで、日本の映画では表現できない世界観

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          Mr.Childrenの苦悩を紐解く

          罪を吐露したい Mr.Childrenの新譜「miss you」が出ても、何となく聴き流していた。 その大きな理由は、ミスチルの歌詞が変わったからだ。 心に抉り込むパンチラインが無くなってしまったからだろう。 深く突き刺さるものを感じ取れなくなってしまった。 それは僕だけでは無いと思う。 「闇」を表現していたミスチルは消えてしまった。 今回のアルバム「miss you」では、今までの「闇」とは違う「陰」。 そう、このアルバムは桜井和寿の贖罪を書き連ねている。 抱え込んでいた

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          noteで「スキ」を押せない

          僕の場合、タイトルで面白そうな記事以外は読まないんです。 時間もないので、読めないってのが理由なんです。 でも、読んだものは「スキ」するんですよね。 タイトルに惹かれた時点で、それはもう「スキ」なんだから。 「スキ」ってハードル高い? タイトルに惹かれた時点で「スキ」って感覚はズレてるかな? 確かに、初めて入る飲食店の評価って店の佇まいだけじゃしないんでしょうけど、雰囲気と居心地が「スキ」ってありません? 喫茶店なんか、コーヒーなんてハズレを引いたこと滅多にないから、喫

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          落語:「少子化でコオロギ屋が儲かる」

          今日も沢山のお客様に来ていただいてありがたいですね。 右の席から、べっぴんさん、べっぴんさん、一つ飛ばしてべっぴんさん。 なんて怒られちゃいますよね、本当に。 いやぁ、でも最近じゃ少子化、少子化って世間じゃ騒いでますけれども、それってどんな騒ぎか、よく分かんないよってのが困ったもんです。 「ねえねえ、おじちゃん。少子化って何?」 「おいおい、いきなりこまっしゃくれたこと言うじゃねえか。」 「おじちゃん、僕そんなに顎でてる?」 「そのシャクレじゃねえよ。」 「そうか、そのシ

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          老いと恋と

           パソコンやスマホをいじっている時に、間違って自分の顔が不意にドアップで映し出されることがあり、その気の抜けた顔に驚愕することがたまにありませんか?  「いやー老けた。」とか「気持ち悪。」とか「ブサっ。」とかね。  自分を美化していたことに驚かされますよ。本当に現実とは残酷で恐ろしいものです。そりゃアプリで盛りたくなるのも分かります。  50代になると、「モテたい。」とか「カッコイイ。」とかから解放されるといいますか、そういうものへの関心が薄れてしまったのでしょうね。そこか

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