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山梨県の管理会社が学生インターンに積極的な訳は?学生と会社のメリットも!

ご覧いただきありがとございます!

コロナ禍ということもあり、昨年大学に進学された大学生の皆さんは授業のほとんどがリモートとなっているとお聞きしております。

そして今年これから入学を控えている新1年生の皆さんにおかれましても学生生活を満足に過ごせるか不安な気持ちになっているとお察しします。

一日も早く若い皆さんが、キャンパスライフや勉学が不自由なく行えるようになることをお祈りしています。

私たちは山梨県内でアパート・マンションなどの賃貸不動産の仲介と管理を主とした業務を行っておりますが、今年でまる13年を迎える地方の弱小不動産管理会社です。

そんな私たちがここ2年ほど積極的に学生インターンを受け入れ様々な企画や業務を共に行い成長を実感していることをお伝えしてみたいと思います。


インターンを受け入れた訳とは?

ちょうど2年ほど前は現在の状況からは想像できないほどの人材不足がネットやニュースで報じられておりました。

ご多分にもれず私たちも業務を拡大していく中、若い戦力を積極的に採用したい!という思いでした。
しかし、地方の弱小な不動産管理会社は選択から外れるのも無理のないことで思うように採用をすすめることが出来ませんでした。

そんな中、山梨県内で有給型学生インターンの募集サイトを運営している企業とのご縁を頂き、交流会に参加させていただいたのがインターンを始めるきっかけでした。

まず、その交流会に参加させて頂いた時に衝撃を受けたのを思い出します。

インターンの募集サイトを運営している会社が主催とはなっているものの、スタッフはほぼ学生ではじめから終わりまで学生主導で運営している姿を目の当たりにしました。

しかも参加者は大学生になりたての1年生や2年生が大半というものでした。

自分ごととして考えてみたときに、我々の学生時代にはインターンシップなどの仕組みはありませんでしたし、企業の代表者や人事担当者を目の前にして臆せず同じことが出来たかと思えば到底無理だったと思います。

そんな姿を見た時に、若い学生の意識の高さを思い知らされたという訳です。

何度か交流会に参加させていただくと、顔なじみの学生さんとも仲良くなり徐々にインターンの申し出をいただくようになりました。

しかしながら当時は社内でインターンを受け入れるために新たな問題が起こりました。

それは、社員側の受け入れ体制が整わないというものでした。

例年、新卒者を数人程度採用してきましたが、インターンシップというものに馴染みがありませんでした。


社員側もどのように接してよいのか、また何を伝えていけばよいのかといったものが明確になっていなかったのです。

その当時は1日~3日間程度のインターンが多く、いわゆる会社説明のような形でお茶を濁していたようなもので、当時の学生諸君には申し訳ないことをしました。

このような問題を解決するためにインターンを自社の成長の一環としても積極的に受け入れることにしたのです。

学生と会社のメリットは?


ある時、交流会の終わりに学生からのアンケート結果でインターンに行ってみたい会社は?という問いに私たちの会社が何故か多いということを主催者側から伝えられました。

なぜ?といった疑問は当然ありましたが、実際にインターンに来て頂いた学生に話を聞いた時になんとなくその答えがわかりました。

以下のようなものでした。
社歴が若くチャレンジ出来そうな雰囲気があるということ。
社員も若い人が多く抵抗感があまりないということ。

簡単に解釈すれば、「良くも悪くも行きやすい雰囲気なのかな〜」といった感じでしょうか。

その中でも私たちは「チャレンジ出来る雰囲気がある」という部分に注目しました。
私たちは学生さんたちの経験を価値あるものにすること、そしてチャレンジできる環境にすることを目指しました。

そこで、出来る限り企画などを任せ主体的に行ってもらう形で取り組みました。
そしてなるべく長くインターンに参加してもらうようにお話もさせていただきました。

その結果、現在では、約一年に渡る長期有給インターンの学生も在籍しており店舗で具体的な業務を任せる程になりました。

また、別の部門では社内ホームステージングについて、学生さん主体で企画しプロジェクトを進めていただいている状況となっております。

学生のメリットとしては?

現在在籍している学生さんは将来自分で起業したいという夢もあり、
会社経営や組織運営などの興味がとてもある学生です。

そんな色々な考えがある学生さんがいる中でメリットとしては、

自分の腕試しが出来ること
綺麗事ではなく会社の裏側が見れ社員の関係性などが分かること
ビジネスの基礎的なスキルを手に入れれること
自分が就職したときのイメージが出来ること

などが挙げられるのではないでしょうか。


そして、企業側にも大きなメリットがあります。

それは、学生が求めることは実は社員も求めていることだからです。

環境の良い職場で働きたい、社員同士の関係が良い職場で仕事をしたいなどは皆が求めていることだからです。

それらを実現するために学生からどう見られているかを意識することがとても重要です。

気心の知れた仲間同士だから良いのではなく、
学生目線という外から見た仕事ぶりはどうなのかといった意識で仕事をすることは、社員の成長にも繋がり大きなメリットとなっています。

また、インターンに来て頂いた学生さんが将来、当社に就職してくれることだけを望むのではなく、その学生さんがどこか他で就職した時に私たちの会社で経験したことが少しでも活かされれば、少しは社会のお役にたてたのではないかと考えます。

まとめ

今回は、当社の学生インターンシップの取り組みについてお伝えしてみましたが、いかがだったでしょうか?

私自身、「ご縁」というキーワードを大切に経営をしてまいりました。

学生さんは学生時代にしか出来ないことを限られた時間の中で行わなければなりません。
当社という会社をその限られた時間の中で選んで頂いたことに誇りを持ち何かの価値を提供していかなければなりません。

これからもお客様と同じように学生さんとの「ご縁」を大切に価値の交換を楽しんでいきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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