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#婚約破棄
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【連載小説】私、悪役令嬢でしたの? 侯爵令嬢、冒険者になる ~何故か婚約破棄されてしまった令嬢は冒険者への道を選んだようです、目指すは世界最強!魔王討伐! スキルは回復と支援しかないけれど……~
11. 令嬢、冒険者になる ④(挿絵あり) アメリアは胸を張って嬉しそうに答える。 「ええ、今日冒険者になって、明日から人々のために働きますの! 一日でも早くお師匠様達に近付くために────」 アメリアの言葉を遮ったのは、スキンヘッドの大男の声である。 「こいつらが師匠だと? こりゃ面白いなぁ? どうだみんなぁ! このお嬢ちゃんにとっては、このガキどもが先生に見えてるみたいじゃないかぁ? 」 「貴方はどなたなのでしょうか? 私のお師匠様達を侮辱するのならば徒弟
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【連載小説】私、悪役令嬢でしたの? 侯爵令嬢、冒険者になる ~何故か婚約破棄されてしまった令嬢は冒険者への道を選んだようです、目指すは世界最強!魔王討伐! スキルは回復と支援しかないけれど……~
4. 令嬢、逐電する ② アメリアとマリアの抱えたバケツの内容物が増え続ける中、無事に王都の南門、貴族用検閲所を通り抜けた普段より質素な馬車は無事街道の土の柔らかさによって落ち着きを取り戻したのであった。 キャリッジの窓からバケツの中にたっぷり溜まった内容物を街道脇に捨てながらマリアが御者席にいるイーサンに聞く。 「そ、それで執事長様、これからどこに向かうのですか? 」 イーサンは答えて言う。 「そうですな? 真っ直ぐバーミリオンを目指して行くつもりで居りま