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奏でる瞑想
どうも!きいです。
この一週間は梅雨どきの湿度とうだるような暑さとで体力的にも気力的にも疲れが取れづらくなっていました。
それに、先週は音楽関係のイベントが重なり、それの準備と対応とで余計にそう感じましたね~。でも、充実していて楽しかった。。その反動が来ていた1週間でした。
一つはライブハウスでドラム。
これは、曲も構成も雰囲気も、もう想定内で慣れていることなので、そつなくこなす、というか、その場の空気を楽しむように演奏してきました。
![](https://assets.st-note.com/img/1720362261865-V38dRAlNhH.jpg?width=1200)
いや、寝ているわけではありませんよ(笑)
音を味わっているんです。
こうして目をつぶって演奏していることが多いので、よく勘違いされることが多いです。こいつ寝てるのか、と(笑)
眠りのドラマーです。
でも、眠りと瞑想の「瞑」って紙一重というか、ある意味、瞑想状態にもなっているともいえます。
もちろん、ムードもモードも全然違うのですが、静かところでは静かなりに、静けさと穏やかさを味わう、賑やかなところでは(賑やかどころか爆音な状況ですが💦)賑やかさ、その音の流れを味わう。
まさに五感を最大限生かして、「今」を存分に感じているんですね。
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「静と動」これは、音楽でも瞑想でもコーチングでもリトリートでも、個人的な、一つのテーマなのですが、静けさの中に動があり、動きの中に静がある、対になっているものを捉え、感じ、味わう、ということが好きなんですね。
そして、「内と外」、これももう一つのテーマです。
外側で起こっていることを感じながら、それに対して内側の状態を感じるということ。
外で嵐が吹き荒れていようが、どんなに罵詈雑言を浴びていようが、内側にはただ自分が居座っている。外側に反応してあたふたしても良し、感情的になっても良し、または、静観しても良し。自分の選択次第なんですよね。
そういうことに意識を振り向けるというのも、瞑想的だと思います。
そして、二つ目のイベントは、古民家でパーカッション。
こちらは、春先に見に行ったイベントで飛び入りでパーカッションやってみたら、次は一緒に!と誘われて初めて経験させてもらったイベント。
ダンスとピアノと朗読にパーカッションとして参加してきました。
![](https://assets.st-note.com/img/1720363773880-SKN16FhMQ0.jpg?width=1200)
こちらでも同じく「静と動」「内と外」を感じてきました。
そして、全体の構成は決まっていても、曲があるわけではなく、即興、アドリブ。
しかも、慣れているドラムではなく、不慣れなパーカッション。
不慣れな環境のなかでも、そんなざわつき、ざわめきを感じながら音と光と温度と湿度を、味わっていました。
そして、演者の皆さんは皆、プロフェッショナル。
舞い踊り、
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奏で、
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咲き誇る。
![](https://assets.st-note.com/img/1720364309947-znKI8juhws.jpg?width=1200)
ときに、寄り添い、ときに、かき消すように音を重ねていきました。
そして、もう一つ、意識しているテーマが「ハレ(晴れ、霽れ)とケ(褻)」
ハレとは「晴れの日」とか「晴れ舞台」と言われるように、特別な日、冠婚葬祭など。それに対して、ケとはそれ以外の日常の日々。
日常と非日常。
でも特別な日って正月とか誕生日とか成人式とか、分かりやすい客観的なものもあれけど、それよりも分かりづらい個人的もの、主観的なものの方が重要な気がします。それも、「日」単位ではなく「瞬間」。
平凡な日常の中にも非日常の瞬間があれば、非日常の出来事の中にも日常の瞬間がある。
今日という「晴れ舞台」が行われた場所を提供いただたオーナーが携わっているのが「KENOHI FILM」(ケの日フィルム)というのも面白いです。
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その、毎瞬毎瞬の刹那に光や闇が垣間見える。
それは、月の満ち欠けのようであり、雲の間から見える晴れ間のようであり、感情そのもののようですね。
そんなことを考えながら、感じながら、味わいながら、
イベントを過ごしていました。
![](https://assets.st-note.com/img/1720365584323-jLCo0tlpbe.jpg)
座っているときは、座っているなりに、
走っているときは、走っているなりに、
奏でているときは、奏でているなりに、
その瞬間を観て、聴いています。
奏でる瞑想
それもまた良きです。
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