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地球を救いたい

ところで、最近なんかは、地球を救うことはひょっとしたら簡単なんじゃないかなと、思っている。


物質的な滅亡(核戦争や砂漠化)。

心の滅亡(宗教戦争)。

2つあると思う。


地球の滅亡へは、砂漠化への対処は「協生農法(シネコカルチャー)(とか自然農法)」やパーマカルチャーが使えるかなと。

核戦争への対処はわからん。


心の滅亡へは、岡潔の思想が使えると思う。

岡潔思想研究会というサイトの講演録を参照してもらいたい。


岡潔は晩年の初期、中期、後期でそれぞれ印象が変わる。

本になって世に出てるのは晩年初期だね。

晩年初期の思想は「憂国の情緒的なエッセイスト」。

「人の中心は情緒である。(情緒とはこころのメロディーといったものである)」なんて名言がある。

日本民族の危機、なんて名前の本を書いているくらいだ。


晩年中期の思想は、岡潔思想研究会の講演録に見られる思想。

初期の思想が完熟して、仏教の教えから取って、九識論を発展させて、第10識・真情((日本民族の)こころ)というものを打ち立てている。

これはどんなものかというと、心には「知・情・意」という要素があるが、西洋人は意(意識(顕在意識)&脳内や肉体の心)が大切だ自分だと言って、東洋人(中国人)は知(儒教・孔子)が大切だ自分だというけれども、情(情緒や魂というレベルの感情)が大切だ自分だというふうに無意識的にでも知っているのは日本民族だけだと言ってるんだよね。
それと、自然と人と心が通じ合う時のこころ、それが真情。人と人との間に通じる情緒的なやりとりも、真情。


そして、岡潔のいう日本民族という専門用語だけど、これは肉体の民族ではなくて、心の民族、情緒の民族のことを指す。

だから、岡潔は、フランス人の体を持った日本民族に昔(留学時代かな)に出会った、ということも書いている。


晩年後期は、今までの思想(仏教)を捨てて、古神道の道に入ったというけれど、第15識まで発見したというけれど、その根拠となる文献は、息子さんのご意向により、身内のみの公開あるいは非公開となっている。だから、正確な内容は俺は知らない。

でも、岡潔思想研究会の横山会長さんによると、最晩年は「もはや人類の滅亡(地球上から人がいなくなる)の危機は去った!」と言って、未来の人々のための、心の科学や探求をやっていたそうだよ。


大学生時代から岡潔を追ってきてるけど、奥が深いね。


横山さんからもらった後期の資料とかが有るんだけど、ぜんぜん読書できてないわ。😫もったいね。

色紙を書く(東洋の宗教と西洋の……)

「東洋の宗教と西洋の科学
とを融合して生命の科学を作
り、それによって新しい道徳学問
芸術宗教教育経済政治を作
り、それを実地に応用して理想的
な國を造ろう
一九七〇年八月二十三日
岡潔」

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