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目的とゴールと目標と手段

目的とゴールと目標と手段の関係図

仕事でもプライベートでも、
目的とゴールの設定が習慣化している人は
物事がうまく進む傾向にあります

この記事では、
目的とゴール設定について
その重要性と
物事がうまくいくポイントを解説します


なぜ目的とゴール設定が必要?

人は思いつきで何かをやってもうまくいきません
なぜかというと、

継続しないからです!

「やる気」や「モチベーション」は
ゴールがあるから発生するもの

そして「意味がある事」だと認識しないと
なんでこんな事しているんだろう と
負の思考が始まってしまいます
だから目的の設定が必要なんです

物事がうまくいかない・継続しない方は
始める前にまず、
目的とゴールを設定してみてください!

目的とは?

辞書で調べると、
「実現・達成しようとして目指す事柄、めあて」
となっています

個人的には、
「何のために行うのか」
と 解釈をしています

これが明確になっていないと、
自身で実施する優先度は上がりませんし、
他人が動いてくれることはないです

特に、他人に何かを依頼する場合に
目的を明確にできていないと
相手の反応が恐ろしく悪くなります
相手が無能ではないのです
あなたの依頼の目的が伝わっていないのです

ゴールとは?

辞書で調べると、
競技などで着順が決まる一番最後の地点 決勝点
となっています

要は、
目的のための最終的な目印

例えば、留学(現地大学への進学)を
例に挙げてみると
留学の目的は、
同じ4年間でも海外大学で学ぶ事で
外国語×専門領域 など
日本の大学より多くの事を学ぶ

そして留学のゴールは、
海外現地大学を卒業すること
すなわち、ネイティブ環境で
ネイティブと遜色のない
語学力と専門知識を身につける
となります。

目標とは?

目標とゴールは混同しがちです
目標とはゴールを達成するための通過点や目安
ゴールを達成するために、
いくつかの目標が存在する形になります

目標も留学で考えてみると、
留学のゴールは、
海外現地大学を卒業すること

目標は、
1)大学入学レベルの外国語を習得する
2)大学入学資格を得る
3)志望大学・学部に入学する
4)規定の単位を取得する
5)4年間で卒業する
このように時間経過と共に変化をしていきます

ここで注意をしたいのが、
「外国語を習得する」を
ゴールや目標に設定してはダメという事。

外国語を習得できているとは、
どのような状態を指しているのでしょうか?
私は海外大学を卒業しましたが、
外国語は習得できていません
どんなに長期間学習しても
現地の人は越えられないですし、
そもそも超えるつもりも必要もないと考えています

自分で容易に想像できることを
ゴールや目標に設定しないと
必ず途中で挫折します
ゴールのないマラソンを永遠に走るのと同じです

手段とは?

辞書で調べると、
目的をとげるために必要な方法
となっています

わかりやすくするために
全体の関係性を示すとこうなります
目標 ゴール 目的

この記事では、
手段は目標を達成するために
選択するやり方や方法と定義しています

これも留学を例にすると、
手段は外国語をどこで勉強するか
「どこで」は国や地域、教育機関など
英語であればアメリカ・イギリス 他
中国語なら中国・台湾 などの
現地大学や大学院

重要なのは、全ての前提は
目的を達成するために設定されている事
そのため設定の順番が
目的→目標→手段 となります

これを手段から設定すると、
結果的に「何のために実施するかの?」
すなわち目的が不明確になります。

なぜ手段優位になるのか?

決めた事が続かない よくある事ですね
なぜこうなるのでしょう?
1つの理由として手段が先にきているから

例えば、「中国語を勉強する」は手段なのです
何を達成するために中国語を勉強するのか?
達成することが決まっていると
そのスケジュールも決まってきます

達成する事もスケジュールも
決まっていない事を
継続することは至難の技です

ではなぜ手段が先にきてしまうかの?
その理由は以下です
①無意識に(思考の癖)
②手段と目的が混同している
要は、認識ができていないから

解決の手段は簡単です
何かを始めるときに、
目的・ゴール・目標・手段を
それぞれ考えてみる事です
そこに、いつまでにを加えて完成です!

最後に、

私は、コーチングを受ける機会があり、
目的・ゴール・目標・手段の設定について
改めて考える事を実施してみました

なぜ今まで苦手意識があったのか?
答えは簡単で、
それぞれの定義と関係性が曖昧だったため

ただ、それを明確化すると
自然に手段が具体化して
「いつまでに」を付加していました

意識をするかしないかで、
物事がうまくいくかどうかの結論は、
大方見えていると言う事です

この記事を読んでいただいた方が、
手段優位の思考から解放され
物事がうまくいくことを願っています!

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