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信用はお金の上位互換である理由。

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まずは、お金、特に賃金労働の本質についてお話しします。
突然ですが、皆さんにはこれから原始時代にタイムスリップして貰います。

貴方は原始時代から現代の水準まで国を発達させる指導者の一人に選ばれたのです。さて、貴方は経済の担当です。どうすれば良いでしょう?僕なら「お金」の概念を導入します。お金は経済を発達させる最強のツールなのです。

さて、今回は賃金労働についてのお話です。企業にお勤めの方、今日もお勤めご苦労様です。貴方が企業で働くのはやっぱり給与の為ですよね。お金の為に働く現代人の教養、「賃金」について考えてみましょう。

物も何もない、つまりゼロの状態から豊かさを作り出すには「労働」が必要です。誰かが働いて「富」=「物」を作る必要があります。では、原始人にどうやって働かれせば良いのでしょう?

結論として、お金というツールを「信用」させることです。お金自体は何でも良いのです。物と絶対交換できるモノ、これをお金と呼んでいるに過ぎないのです。

この「信用」ですが、何故重要なのかをお教えします。

まず、貴方は原始人に労働させる際にこう説明します。
「この作業(家を作る)をしたら、美味しいご飯が食べられるチケットをあげるよ」と。

ただ、この時点では「美味しいご飯」という物はまだ世の中に存在していません。

指導者である貴方は嘘を付くのです。彼らに「美味しいご飯がある」と信用させる必要があります。なので、相当うまく嘘を付く必要があるのです。法律でチケットを貰ったレストランは必ず美味しいご飯を提供するよう強制する必要があります。違反者には罰則も必要です。

このように巧みに嘘をつき説得します。そして無事貴方が管理した原始人は、家を作る作業を完了しました。そこで、「美味しいご飯」のチケットを労働者に支給します。

さて、その労働者は美味しいご飯チケットをレストランに持っていくと、ちゃんと美味しいご飯を食べられました。何故なら、レストランで働く原始人も報酬である「良い家に住めるチケット」の存在を「信用」してレストランで働いているからです。

こんな風に、今は無いものを「ある!」と信用する
ことで、不思議と物やサービスが生まれるのです。

これ面白くないですか?現代にも当てはまります。皆何でも交換できるチケット(お金)を信用して、嫌々ながら働く。すると、誰かが嫌々ながら働いた成果をゲットできるのです。

ここで覚えておきたいのは僕たちが働くの理由はお金ではなくて、その交換物なのです。交換物が欲しい。欲しい物が欲しいのです。もっと言うなら、欲しい物をゲットして幸せだなぁと感じる。その感覚が欲しいのです。

この仕組みに気づくと、
次の経済の仕組みである「評価経済」「信用経済」も理解できます。決して怪しい物では無いのです。

評価経済は僕の解釈では、先程の例の
・原始時代のチケット
・現代人のお金
から、「信用」

つまり、個人の人柄、企業の評価(印象が良いか悪いか)が大事になる経済の仕組みです。分かりやすく言うと、その人は信用出来るか?良いねしたいか?
がお金以上に大切になる社会です。

評価経済で大事な「信用」について

僕の考える信用の定義とは

特に人に対して、

「こんなことをしてくれるであろう」
「こんな気分になれるだろう」と信じること。

また、信用される人とは

なんらかの価値があり、それが『安定して』供給できる。その要素を周りの人から「良いね」と思われ慕われている人。

信用のある人の例は、

① 面白い人は面白いという価値があります。

周りの人は、彼は面白いので一緒に居たいと思うしその感覚を「良いね」と思うので何か自分にできることをしてあげたいと思う。← 面白い人は周りに自分にとって良いこと(何かの価値をGiveして貰える)をしてくれる人が集まり、周りの人も面白い人と一緒に居て楽しい。winwin

② 一緒に居て居心地の良い人は安らぎを与えてくれるという価値があります。

周りの人は、彼女は一緒に居て心地よいので一緒に居たいしと思うしその感覚を「良いね」と思うので何か自分にできることをしてあげたいと思う。←一緒に居て居心地の良い人は、周りに自分にとって良いことをしてくれる人が集まり、周りの人も居心地の良い人と一緒に居て幸せに感じる。winwin

③ 頭の良いの人は正しい情報や知識を与えてくれるという価値があります。

周りの人は、彼から良い情報を貰うと得をするので関わっていたいと思いTwitterをフォローしたいと思うし、あいつ「すげえな」と思うので何か自分にできることをしてあげたいと思う。←頭の良い人は周りに良いこと(一例として、持っていない知識や情報を持ってきてくれる等)をしてくれる人が集まり、周りの人も良い情報を得て幸せに感じる。winwin

④仕事ができる人は、お金を増やしてくれるという価値があります。(現代人のほぼ全員はこの信用を目指していると思います)

周りの人(会社の経営者)は、彼は良い仕事をしてお金を稼いでくれるので近くに置きたいと思うし、稼いでくれるので何か会社としてできることをしたいと思う。←仕事のできる人は日本、世界レベルで良いこと(一例として会社提供の良い教育、高額の給与)をしてくれる会社に引っ張りだこになり、会社は彼のおかげでお金儲けができる。winwin

信用の形は多種ある中で、お金が主流の現代では④に固執しているように思えます。これは過渡期だと思いますが。

さて、周りの人が良いことをしてくれる。というのは、周りの人が『自発的』に何か(モノやサービス)をGiveしてくれるかも知れないし、信用のある人はお金が無くなったら彼らに物を売ってお金を貰うことも可能です。何故なら周りの人は貴方のことが好きなファンだからです。ジャニーズやアイドルでなくてもファンを相手にビジネス(お金調達する)することもできます。また、もっと直接的にお金を寄付してください。お願いすることも可能かも知れません。

インフルエンサーが「影響力:ファンを動かす力」を使ってクラウドファンディングをするのと同じです。

このように、信用からお金への変換効率は高いです。
一方で、お金から信用への変換効率は低いです。クラウドファンディングでも、ファンがいなければ多額の広告費に頼らなくてはならないでしょう。

だから、信用はお金の上位互換なのです。

信用される人になるには、その人になんらかの価値があって周りから良いねと思われることが重要なのです。

そんな感じで、周りの人が「良いね」と言ってくれる何らかの価値がある人は、周りの人が自分に良いことをしてくれるのでお金を介さずとも幸せという感覚をゲット出来ます。評価経済や信用経済が完全になると「欲しい物」 もお金を介さずにゲットできるようになるのでは無いでしょか?

※お金を介さずに周りの人が良いことをしてくれるのは何故か。現代は豊かで、食うや食わずの生活ではありません。個人個人は必要以上に稼ぎ、余剰の富が蓄積されています。その余剰の富・時間で、「良いね」と思う人に何かをしてあげられるのです。また、お金がなくても、好きな人に何かしてあげることは可能ですよね?

豊かで必要以上にお金を稼げる現代(世の中のお金と物の量が多い)ですのでお金に執着する必要性はどんどん少なくなっており、一方でよりダイレクトに、欲しいものが手に入れられるようになっているのです。

つまり、

『信用がある』:「自分にとって良いことをしてくれる人の数」

『お金がある』:「幸せな感覚を買えるチケットの数」

は、どちらも欲しい物(幸福度)をゲットできるという点では同じですが、信用の方がより直接的です。また使えば使うほど(相互に良質なコミュニケーションすれば)増えていきます。

この考え方どうでしょう?
つまり、これからの時代は周りの人から(SNS上でも)、貴方の何かの能力・人柄が良いね(信用)されるよう目指すべきなのです。

皆んなから信用されるということは、周りに良いこと(自分にとって心地の良い状態)をしてくれる人が増えるということ。つまり、嬉し楽しいを、共有出来て本物の幸せ(ただの交換チケットが有るだけの幸せでは無い)を得られ、良い人生を送れるということです。

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では!

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