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「洋書もガンガン読もう!」洋書・論文を高精度で翻訳する方法-windows

洋書のベストな翻訳方法をご紹介します。サンプルとして、アデアターナー著「Between Debt and the Devil: Money, Credit, and Fixing Global Finance」の翻訳です。因みにこの本の日本語版は出ています。

ビフォー

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アフター

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プロと比較すると劣りますが、全然読めるレベルです。これを使って勉強すると良いでしょう。                        

まずはお知らせです。

近況報告コーナー                                                                 最近は経済、特に「貨幣」について勉強しています。これが結構面白いのです。昔は給与が数百円だったのに、現代は20万円くらいです。どういうプロセスで世の中のお金は増えているのでしょう。意外と知らないのではないでしょうか。因みにいくら企業が利益を出してもそれは帳簿上の数字が増えただけで世の中に新しくお金は増えないのです。消費者の財布から企業の財布へお金が移動しているに過ぎません。次回のブログでは知ってるようで知らない、だけどすごく大切な経済の肝となる部分をご説明していこうと思います。次回はてんこもりの内容です。そんな訳で超長編のブログになる予定です。お楽しみに!

僕のイチオシ!お勧め本コーナー
始めてみました。常々、本のリコメンドサイトは役に立つなぁと感じています。最近、経営者の失敗談の本をまとめたサイトに出会って、とてもありがたかったので、触発されて導入してみました。何より、僕のお勧めを読んでもらいたいという気持ちもあります。

経済学関連
大西つねき著「希望〜日本から世界を変えよう」
大西つねきさんは、「フェア党」という政治団体を立ち上げて活動している人です。フェア党は政党要件を満たしていないので厳密には政党ではありませんが、最近はN国やれいわ新撰組など、数多くの政党が生まれてきています。この団体も可能性はあるのではないかと個人的に非常に注目・期待している人です。この人は日本の貨幣制度の改革を唱え、現在の借金財政に一石を投じる「政府紙幣」の導入を意図しています。ここでは詳しく説明しませんが、まるで経済学の教授が書いたのでは無いかと思うほど詳しく、分かりやすいです。他にも、もう一冊本を出されているので経済が苦手な人はそちらの方もいいかもしれません。 

ビジネス書関連
立花孝志著「ぶっ壊す力」他
本の良さはその人がどんな人生を送っていたか、またその人の思考が分かることです。皆さん、彼の印象はいかがでしょうか?彼は元NHK職員です。NHK職員時代に経理担当だった彼は不正経理を強要され、それを内部告発するためNHKを辞職した過去があります。それからNHKをぶっ壊すために政界に進出し今に至ります。2016年の都知事選挙では、NHKで行われる政見放送で「NHKをぶっ壊す!」と発言。古巣NHKでNHKをぶっ壊すと言うのです。当時は僕も面白い人だなと思っていましたが、実は彼は戦略家。全て計算でやっていたのです。

NHKを辞めてからはパチンコで生計を立てつつ、YouTubeで発信、そして何度も選挙に挑戦して力をつけていきました。そんな苦しい当時に彼の娘さんからかけられた言葉が印象的です。彼はNHKは大好きで、だからこそぶっ壊して健全なNHKに生まれ変わってほしいのだそう。現在はある種成功した政治家のように見えますが、NHK辞職当時は鬱に罹ったりと波乱万丈、そんな彼の人生を知るとついつい応援したくなります。

さて初の試みですが、僕が読んだ立花孝志さんの本3冊を視聴者様にプレゼントしたいと思います。事前にnoteに許可を取ろうと思い、こんな企画をやってもいいのかとnoteに問い合わせたところ「規約を回避した記事の投稿を避けるため、、、個別の回答を差し控える」と微妙な回答が来ました。。まぁ面白そうなのでやって見たいと思います。

プレゼント企画
1. お届け品
立花孝志著 「ぶっ壊す力」「NHKをぶっ壊す!受信料不払い編」「NHKから国民を守る党 立花孝志かく闘えり」

2. 応募方法
僕のTwitterアカウント@keton_bossをフォローの上、DMで「立花孝志の本が欲しい!」の旨をお伝えいただけますと抽選で1名様にお送りいたします。

3.備考
当選者の個人情報はお送りする方の住所確認のためだけに使用します。抽選の期限は2020年6月12日迄です。本はたくさん読むので、反応が良かったらこれからどんどんやっていこうと思います。皆さんのDMお待ちしてます!

では、本題です。翻訳ならGoogle翻訳や、既存の翻訳サービスでも良いじゃんと突っ込まれそうなのでご説明します。今回ご紹介するのは「文書ファイル」の翻訳です。つまりPDFファイルやWORDのファイルの翻訳です。数ページのPDFファイルであればGoogle翻訳でも大丈夫なのですが、容量制限の関係で本のような大容量のファイルは不可能です。また、PDFファイルを翻訳するにはまず文字をOCR加工する必要があります。因みにOCR加工は非常に処理が重いのです。なので翻訳サイトにOCR機能がオマケでくっ付いたようなサービスはPDFファイルを大量にアップするとタイムアウトを起こし、うまくいきません。またOCR加工の質も重要です。なので論文や本の翻訳は難しいのです。

今回ご紹介する翻訳システムの総費用は1万円程度です。因みにお手元のiPhoneでもシステムは導入可能です。WEB上にあるGoogle翻訳にPDF変換などの付加価値を付けて提供しているサードパーティー製の翻訳サービスは、Google翻訳のAPIを使っています。そして、Google翻訳のAPIは従量課金制ですので、サービス提供者は文字数毎にGoogleへお金を支払わなくてはなりません。なので、大量の文字を翻訳させるPDF、WORD形式の「文章ファイル翻訳」は多額の費用がかり広告収益ではサービスを無料提供できないのだと思います。

まずは文字で見るより分かりやすいと思うのでYouTubeに上げた動画をご覧ください。

祝、Youtuberデビュー!😃。初めてなもので動画は長いし、編集もしょぼいのは勘弁してください。以下では翻訳のためのツールをご紹介します。

windows PCを使った方法です。使うソフトは「Adobe Acrobat  Pro  DC」「ABBYY FineReader 15」の2つです。また翻訳サイトとして「Qlingo」を使用します。因みにwindows PCがなくても大丈夫です。iPhoneで出来ます。

まずは、PDFデータを用意します。翻訳したい洋書を自分で自炊するか、スキャン代行業者などを利用してPDFに変換します。

次に、 Adobe Acrobat Proで分割します。翻訳はQlingoというサイトを利用します。ただし1回に翻訳できる文字数が決まっていますので Adobe Acrobat Proで20ページ毎に分割すると便利です。動画を参考にしてみてください。僕の計算では大体20ページ毎に分割すればどんな本や論文でもスムーズに翻訳できると思います。

PDFファイルは文字が画像化されているので、翻訳する際に文字をコンピュータが読み込める状態にしてあげないといけません。つまり、OCR加工、文字の抽出が必要なのです。この作業には、OCR加工ソフトABBYY FineReader 15という有料ソフトを使います。OCR加工ソフトはたくさんありますが、この比較サイトによると、英語のOCR加工においては右に出るものがないそうです。実際使って見ましたが、それは本当。洋書を丸々OCR加工して見ましたが、表紙はやや難があったものの中身は非常に良い精度で抽出ができていました。価格は3万前後しますが、ebayだとと数百円で購入できます。また、お名前.comの「クラウドデスクトップ」を利用すると約月2000円で、MacやiPad、iPhoneに自分のwindowsを導入できます。今回はPhoneから操作して見ました。

ABBYY FineReader15でOCR加工します。スキャン文字を英語に設定、そして出力はWORDにすることをお忘れなく。

これが1番面倒なのですが、ABBYY FineReader15でWORDにしたデータをひとつひとつQlingoという翻訳サイトで翻訳していきます。Qlingoは月1万円しますが、翻訳精度はいいと思います。できればDeepLT-4OOという翻訳サイトを使いたいのですが仕様や価格面で導入は難しいです。この作業はかなり面倒なので自動化したいです。また、翻訳自体も数時間待つ必要があるのでこれも正直嫌です。翻訳したいPDFをWEBサービスにアップしワンタッチで翻訳できる、そんなサービスを作りたいです。

次に、翻訳したそれぞれのファイルをAdobe Acrobat Proで結合します。PDFファイルで出力されるのでそのまま電子書籍アプリに入れても良いですし、 Adobe Acrobat ProでWORDに変換。そして、ePub形式にするのもありです。

以上です。ソフトをインストールすれば上の動画を真似ながら操作するだけで完了します。意外と簡単です。そして低価格。WEB上にPDFをWORDに変換するサービスは沢山ありますが、本など大量に読み込ませると大抵タイムアウトしてしまいます。そして、翻訳サイトも容量制限を設けているので書籍のファイル等大量に読み込ませるのはできません。僕は有料でも全然良いのでこのWEBサービス版があればなぁと思います。スマホから翻訳したいPDFファイルをアップしたら自動で日本語のPDFファイルやePubファイルが出てくるサービスです。Qlingoは無理だろうからGoogleのAPIやABBYY Fine Reader、Acrobatの商用サービスをうまく使えば今回ご紹介した翻訳のWEBサービスを作れるのではないでしょうか。スマホ時代ですので、マシンのスペックに依存しないSaaSで行うのがスマートだなあと思います。即座に翻訳されなくても、翻訳できたらメールでお知らせしてくれる機能があるとより便利です。誰か技術のある人、作ってください。僕もできるなら事業化したいと考えているので外注させていただける方がいらっしゃいましたら、TwitterでDMを頂けますと幸いです。お見積もりをさせていただきたく思います。@keton_boss

それでは!

スキをされると書くモチベーションが上がります!😄