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詩)夏

蝉の抜け殻
入道雲
氷水の入った桶にサイダーの瓶
屋台の焼きそば、ソースの焦げた匂い
ガヤガヤと話す人々の声
太鼓の音
花火が満開に咲いて
誰かの恋が始まって
誰かの恋が終わりを告げて
乾いた土と汗の匂い
うだる暑さ
冷たい川の水
カワセミの声

夏が来た
あの日の思い出と
秋の匂いを隠しながら
また、新しい夏が始まる

今回の詩は、下記の“ぺんぎんさん”の詩を読んで、自分も夏っぽい詩が書きたいと触発されて書いた詩です。
ぺんぎんさんの詩は縁日の情景が目の前に浮かんでくるようで、お祭りに行きたいなぁって思わせてくれる作品でした。
コロナ下でお祭りも中止されたり、行けなかったりで寂しい夏ですけど、是非、下記の詩を読んでヴァーチャル縁日を楽しんで下さい。



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