詩)何が足りない
毎日の生活の中
食べるものも着るものも家もある
確かに地位や名誉
有り余るほどの金はないけれど
友人も家族もペットもいる
正直、だいたいなんでもある
死にたくなるような悩みもない
いったい何が足りない
どうすれば満たされるのか
足りないものがわからない
だからいつまでたっても満たされないのか
お城みたいな立派な屋敷に住んで
毎日、豪華な食事をして
沢山の美女に囲まれて
周りの人達から先生と呼ばれ
尊敬され愛されて
何不自由のない生活をすればいいのか?
そんな暮らしを当然した事はないが
それでも満たされない気がする
何が足りないのかを探す事が
生きると言う事なのかもしれない