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禁煙成功ストーリー!40本のヘビースモーカーから脱出!

今回は僕が禁煙に成功したエピソードをシェアしたいと思います。

僕がタバコをやめたのは、今から19年前、40歳のときです。

僕は以前、1日に40本ものタバコを吸うヘビースモーカーでした。飲み会があると、さらに20本増えます。何度か禁煙を試みたことはあったものの、全てがうまくいきませんでした。仕方なく、吸う本数を減らそうと思ったものの、どれだけ頑張っても1日に20本は吸うという、本当に喫煙が止められない生活を送っていました。

そんな僕がタバコをやめられたのは、「ニコレットガム」のおかげだったのです。


禁煙を決断するまでの道のり

長い間続けてきた喫煙で、僕は次第に貧血症状を感じ始めました。初めはただの疲れだと思っていましたが、その症状はどんどん重くなってきました。

30代の半ば頃から、タバコを吸いすぎるとたまに貧血のような感覚に襲われるようになりました。これが年に1~2回程度ありました。そして、その頻度がだんだんと増えてきたのです。

禁煙を決意した日の2ヶ月ほど前から、たった2~3本吸うだけで貧血症状が現れ、仕事中でも休憩を取らざるを得ないほどになってしまいました。

そして、禁煙を決意したその日の朝。1本吸っただけで強烈な貧血に襲われ、2時間以上休むことを余儀なくされました。僕は常に仕事を抱えているので、この状況は仕事への影響が避けられない状態でした。

「もう無理だ。仕事に支障をきたす。タバコをやめるしかない」

そう自分に言い聞かせ、僕は禁煙を決意しました。

その後、以前から奥さんから勧められていた「ニコレットガム」を試すことにしました。これが僕の禁煙生活のスタートラインとなったのです。


禁煙中の経験と心境

禁煙を始めてからは、タバコを吸いたいと思ったら躊躇せずにすぐにニコレットガムを噛むようにしました。この行動が良い結果をもたらしたと思っています。

タバコの中毒は実際にはニコチン中毒です。なので、タバコをやめると体がニコチンを求めます。ニコレットガムには少量のニコチンが含まれていますので、タバコを吸いたくなったときは、すぐにガムを噛むようにしました。

ニコレットガムにはニコチンが入っているから良くないと思って、ガムを噛むのをためらう人もいるようです。しかし、そうすると結果的にまたタバコに戻ってしまう恐れがあります。そのため、僕は深く考えずにどんどんガムを噛むようにしました。

ガムの説明書には、禁煙を始めてから12週目までの期間を4、6、8、10週目ごとに、ガムの使用個数が記されています。初めの4週目を例に挙げると、1日に20本まで吸っていた人は1日のガム使用個数は4~6個、21~30本吸っていた人は6~9個、31本以上吸っていた人は9~12個と書かれています。

僕の場合、1日に40本吸っていたので目安は9~12個です。しかし、振り返ってみると僕が12個以上ガムを噛んだ記憶はないです。どんなに欲求が強かったとしても、ガムは10個もいかなかったと思います。

これも説明書に記されてあったのですが、ガムはゆっくり噛んで、口にふくむ時間は30~60分と書かれています。ですので、僕もゆっくりと時間をかけていました。その結果、口の中に長い時間ガムがあるため、とても満足感があったように思います。

説明書には、「ニコレットガムの使用期間は3ヶ月を目処にして、禁煙に慣れてきたらガムの使用個数を徐々に減らし、1日の使用個数が0~1個となった段階で使用をやめる」と書かれています。

しかし、僕はこの「3ヶ月」という期間にはあまり固執せず、タバコが吸いたくなったらニコレットガムを噛むという方法をとりました。結果的にニコレットガムをやめるまでには約6ヶ月かかったのですが、僕にとってはそれで良かったと思います。
(ただし、これは僕の個人的な体験ですので、あくまで参考程度に留めておいてください。基本的には説明書に従った方が良いと思います。)

ちょっと面白い話なんですが、ニコレットガムを噛んでいるうちに、それにハマってしまったのです(笑)。朝起きて、これからニコレットが噛めるんだと思うと、すごく楽しみになるんです。また、仕事からの帰宅中も「さあ、家に帰ったらガムを噛めるぞ」と思うと、なんだかワクワクしてきたのです(笑)。これはまさにニコチン中毒というか、ニコレット中毒ですね(笑)。
(これも僕の個人的な体験ですので、参考程度に留めておいてね。)

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ちょっと記憶が曖昧ですが、3ヶ月を過ぎてからのニコレットガムの使用量は、1日に2~3個くらいだったと思います。

そしてある日、ガムを噛むと、以前の禁煙を決意したときのような貧血の症状が再び現れたのです。「これはまずい!」と感じて、「もうニコレットガムもやめなければ」と思い、やめたのです。ニコレットガムをやめるのは、意外とすんなりできました。すこしニコレット中毒になっていた感があったので、どうかな?やめれるかな?と思ったのですが、スパッとやめれました。そして、その後もニコレットが欲しくなることはありませんでした。

そのときが、本当に禁煙に成功した瞬間だったのかもしれませんね。それ以来以降、禁煙生活が続いています。

僕の場合、とにかく良かったのは、無理に使用期限を設けるのではなくガムを噛みたくなったら噛むという自然なスタイルを優先したことでした。その方法で、やめるのに6ヶ月はかかりましたが、禁煙に成功したのです。


禁煙後の体の変化

禁煙に成功した後の変化についてお話しします。まず一番感じたのは、元気になったことです。これは本当にうれしい変化でした。タバコを吸うと血流が悪くなりますからね、その問題が改善されたからこそ、元気になったんだと思います。本当にこの点は素晴らしかったです。

また、花粉症の症状も軽減しました。今でも花粉症自体はありますが、以前よりもだいぶ楽になったのです。僕は20歳頃から花粉症がひどくて、花粉の季節になると鼻水が止まらなかったのです。そのため、薬を飲まないと日常生活が送れない状態でした。しかし、禁煙した後は、花粉の少ない日は薬を飲まなくても大丈夫になりました。花粉が多い日はまだ薬が必要なときもありますが、以前のように鼻水が止まらないということはなくなりました。

さらに、一時期お酒に強くなったこともありました。これは、タバコを吸うことで血管に影響を与え、その上でお酒を飲むとアルコールが血管にさらなる負担をかけていたと思うのですが、禁煙することでタバコの血管への負担がなくなり血流も良くなるので、その分、お酒に強くなったのかな?とも思います。

これはちょっと面白い変化なのですが、風邪薬や花粉症の薬には「眠気が出るかもしれないので、運転時には注意してください」という警告がついていますよね。しかし僕は、タバコを吸っていたときには、このタイプの薬を飲んでも全く眠くならなかったのです。だけど、禁煙後、同じ薬を飲むと眠気が出るようになりました。タバコが神経系に何か影響を与えていたのかもしれません。タバコがなんとなく神経を刺激して麻痺させていたのかな?とも思います。これを考えると、タバコは本当に恐ろしいですね。禁煙することで、体が自然な反応を取り戻したのですね。


まとめ

それではまとめに入りたいと思います。僕が禁煙に成功した秘訣は、まさしく、ニコレットガムを使ったことです。ただ、これは僕の成功体験で、人それぞれの体質は異なるので、あくまで参考程度に聞いていただければと思います。

また、同じことを繰り返して申し訳ないのですが、ニコレットガムの説明書には「使用期間は3ヶ月を目処とする」と書いてあります。しかし、僕は3ヶ月を過ぎてもガムを使用していました。結果的にそれが僕にとっては良かったのだと思いますが、これはあくまで僕の個人的な体験ですので、参考程度に留めていただき、基本的には説明書に従った方が良いと思います。

いずれにせよ、タバコは本当に体に悪いです。そして、自分の力だけでやめようとするのは難しいです。ですので、何かを頼りにするというのは一つの方法だと思います。それが僕の場合は、ニコレットガムだったわけです。

僕の経験が、これから禁煙を目指す方々の助けになれば、本当に嬉しいです。

最後に、僕に「ニコレットガム」の存在を教えてくれた、奥さんに感謝します。ありがとう😊


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