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【11/20更新】11/27のウイスキー&ワインラインナップ

【11/20更新しました、最下部ご確認ください】

こんばんわ、KeroKeroです。

11/27 in 赤塚田柄の営業でお出しするウイスキーですが、メモも兼ねてこちらに記載します。
インスタに載せるにはコアすぎる情報かもなので😅

ハイランド

◆アバフェルディ
デュワーズの原酒用に建てられたという、まさにブレンデッドのためのシングルモルト。
ちなみにデュワーズの名前の元ですが、ジョン・デュワーさんという創業者から引っ張ってきたものだと思います。
この付近にはイギリス原産の赤リス🐿が生息していて、ブランドのシンボルになっています。
もちろん近くにはデュワーズの工場が。
味わいはリンゴの蜜や蜂蜜などの甘さや酸味やまろやかさがあり、濃厚で柔らかい味わいが特徴です。

◆グレンドロナック
スペイサイドに近い、東ハイランドにある蒸留所。
一度火事により消失しましたが再建されました。
これもティーチャーズの原酒で、ウィリアム・ティーチャーズさんが再建後買収しました。
かなり特徴の多い蒸留所で、マッシュタンは100年以上前から使い続けている鋳鉄製。
つい最近までは石炭直火焚きで蒸留されていました。
シェリー樽熟成で有名ですが、オロロソとペドロヒメネスの両方使ってます。
マスターブレンダーは元ボウモアのレイチェル・バリーさん。
シェリー樽由来の花のような香りとスパイシーさ、キャラメルのような甘みもあり、非常に重厚感のある味わいです。

アイランズ

◆タリスカー
「宝島」の作者のスティーブンソンが「酒の王の1つ」に挙げているほど、愛好者の多いモルトです。
(ちなみに他の酒はアイラとグレンリベット)
スカイ島にある蒸留所で、昔は3回蒸留でしたが現在は2回蒸留です。
熟成樽はファーストフィル、サードフィルのホグスヘッドがメイン。
タリスカーもジョニ黒の原酒です!かなり個性出てますよね。
スモーキーかつピーティーですが、塩っぽさやペッパー感、ドライフルーツのような甘みもあり、シーフードとの相性が良いです。

スペイサイド

◆ストラスアイラ
アイラと付いてるのでアイラモルトと勘違いされやすいのですが、「アイラ川沿いの広い谷」という意味の名前なので、アイラモルトではないです。
スペイサイド最古の蒸留所で、石造りだったりキルン塔のパゴダ屋根だったり、非常に美しい蒸留所で有名です。
カルシウム分豊富な中硬水のブイエンの泉が仕込み水。
シーバスの原酒かつ、所有もペルノリカール社。
30年前くらいまで石炭直火焚きが続けられていました。
ニューポットはアイラ川を隔てた隣のグレンキース蒸留所までパイプラインで送られ、ここで樽詰めもされます。
味わいはフルーティーかつリッチで、ナッツのような甘みもあり、ピート香は全くないので、ウイスキー初心者の方も飲みやすいモルトです。
残念ながら現在日本では終売となっており、入手困難な品物です...。
今回、こちらのみハーフショットでの提供となります、ご了承ください🙇🏻‍♂️

アイラ

◆アイリーク
こちら、変わり種になります。
アイリークという名前は蒸留所ではなく、あくまでボトルの名前になります。
ボトラーズウイスキーと言って、ウイスキーを樽ごと買い付けて、瓶に詰める業者がいるのですが、その業者の出すウイスキーをボトラーズウイスキーと言います。
そしてこのアイリークは、ザ・ヴィンテージ・モルト・ウイスキー・カンパニーという会社が出しているもので、中身はアイラモルトという事しか明かされていません。
シークレットウイスキーと呼んだりもするのですが、いろんな方が中身を予測しています。
メーカーが公表していないので、答え合わせのしようがないのですが、一応僕も「これだろうな」というのはあるので、もしご興味ある方は是非当てっこしましょう🤓

ジャパニーズ

◆富士山麓(樽熟原酒50°)
こちらも終売品(旧ボトル)になります。
シングルモルトではなく、ブレンデッドです。
というのも、ここ(富士御殿場蒸留所)はキリンの持ち物で、元々はキリンビール、シーグラム、シーバスブラザーズの3社が合併で設立した蒸留所なのです。
モルトウイスキーはシーバスブラザーズ、グレーンウイスキはシーグラムのノウハウがふんだんに投入されてできたのがこの富士山麓なのです。
度数も50度と比較的高く、クリアでパンチの効いた味わいとなっています。
個人的にはこのソーダ割は飲みごたえがしっかりあってかなり好きですね。

ブレンデッド

◆デュワーズ
◆ティーチャーズ
◆ジョニーウォーカーブラック
◆シーバスリーガル
ブレンデッドは上のシングルモルトで原酒全て説明してますので、割愛させてください😅
ただ、3点ほど補足させていただきます!

◎スーパーハイボール
過去の営業にお越しいただいたことのある方はご存じかもしれませんが、今回もやります。
どういうものかと言いますと、ブレンデッドウイスキーにソーダを加えてビルドした後、最後に表面にそのブレンデッドの原酒となるシングルモルトウイスキーを少し垂らして浮かせる、という代物です。
それによって元々のブレンデッドウイスキーのソーダ割に、風味だったりコクだったりのアクセントを加えたり、逆に元々荒々しかった部分を封じ込めるようなバランスを保ったりと、非常に奥の深いハイボールが完成します🥳

◎特級シーバスリーガル
現行品ではなく、「特級」表示のついたシーバスになります。
1989年に酒税法が改正されるまで、ウイスキーは度数によって特級・一級・二級に分けられていました。
つまり、この特級シーバスは少なくとも1989年以前に流通していたオールドボトルということです。
こちら開栓しますので、せっかく現行のシーバスもあるので、是非飲み比べてみては😙

◎ゴッドファーザー
ゴッドファーザー、映画由来のカクテルです。
舞台は禁酒法時代のアメリカ、シチリアンマフィアの主人公。
イタリアのリキュール「アマレット」と、禁酒法時代に闇市で出回っていた「ブレンデッドウイスキー」のカクテル。
度数は20度前後と高めですが、アマレットの甘みとロック氷でアルコール感抑えられるので、比較的飲みやすいカクテルかと思います。
主人公の生い立ちをも思わせる「二面性」を是非感じ取ってみてください🎩

以上になります!
すごい、2500文字😅

11/27、是非お待ちしております!

【11/20更新分】

ウイスキー2種追加します。
ワインのお知らせもしてませんでしたのでこちらにて!

ブレンデッド

◆アンティクアリー12年
スペイサイドのクラガンモアがキーモルトとして使われています。
その特徴に近く、甘くマイルドで、紅茶のような香りが特徴の、とても飲みやすいウイスキーです。
個人的にはこの水割りは大好きですね。
柔らかくてホッとするような味わいなので、特にウイスキー飲み始めの1杯目なんかにオススメです。

アイラ

◆フィンラガン
上で紹介したアイリークの仲間で、ボトリング会社や「アイラの何か」というシークレットな点は一緒です。
ただ中身は全くアイリークとは異なります。
見た目も分かりやすく違い、中身のウイスキーが漬けられていた樽も全然違うので、詳しい方は当てっこしつつ、初めての方もその違いを感じてみると良いかもしれません。

ワイン

今回もソムリエ保谷氏セレクション。
赤白1種類ずつございます!

以下、コメントです。

赤 ドメーヌ・ド・ラ・ジャナス 
  コート・デュ・ローヌ
  2020 

ジューシーでしっかりとしたワインですがそれほど強すぎません。それはきめ細やかなタンニンと優しい酸のおかげ。このワインをただの重いワインにさせず素直に美味しいと思わせてくれます。

白 ジャン・マリー・ランベール 
  ゲイ・ウルス2020 

とにかく華やかな香り。
ライチや黄桃のような果実味。そしてフワッとスパイシーさが鼻を抜け、余韻は意外とドライでビター。
上品なワインです。
by ソムリエ保谷氏

どちらも僕が好きなワインですw
牛すじ煮込みやゴルゴンゾーラ、ガーリックトーストやレーズンバターなどと一緒に是非どうぞ。

では11/27、よろしくお願いします!

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