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掌編・短編小説

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2020年4月の記事一覧

光が、ベルトコンベアから流れてくるのを不思議に思い焦って口に入れると何故か作りかけのサンドウィッチの味がした。

光を食べた人間は、おそらく祝福されるべきなのだが、耳元では社員やパートのおばさんたちが何かしらの暴言を吐いていた。頭の中では「ダメ!いけないわ!今すぐ謝って許してもらうのよ!」と天使もえの顔をした天使と「こんな所に居ても意味がないぜ!辞めちまいな!」と柚木ティナの顔をした悪魔が争ってい

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