4年で1000万円貯金できた家計管理の方法(2)

こんにちは、ケロです。

今回はズボラな私がやっている未来家計簿の付け方について書きたいと思います。その前に、今現在の家計のどこにお金がかかっているのかを把握するしたいと思います。

我が家の家計適性割合を知る

前回の記事にもアップしていますが、まず一般的な家計の適性割合と比べてみます。

こちらのエクセルデータの「手取り」部分を記入します。
すると、各項目の目安が表示されます。

スクリーンショット 2021-01-30 23.00.54

見本は5万単位の手取り金額が記入されているので好きな箇所を変更してください。

適性割合と比べ、我が家の費目別金額はいかがでしょうか?
我が家の場合、総手取り40万円でみると
水道光熱費と通信費と貯蓄が安く、その代わり子供の学費準備のための
ジュニアNISA(投資)が10万円と高めです。
各家庭によって適性割合は変わってくると思います。
その時に重要なのは「いつまでにいくら貯蓄(資産)を増やしたいか」を決めることです。
例えば、現在貯蓄がほとんどなくまずは年間100万円の貯蓄を達成したいのであれば、最低でも月8.4万円の貯蓄が必要です。
そのために、他の項目の割合を減らし、合計が100%になるように調整する必要があります。

その中で、例えば「住居費はローンだから絶対に削れない」「子供の学費は絶対に必要」など各家庭ののプライオリティがハッキリしてくると思います。
限られた予算(収入)で目標(貯金)を達成するためには、何に月いくら使えるのか予算立てし、その通りに生活することが不可欠になります。

そんな中、多くの家庭で痛みなく減らせる可能性のある項目があります。

・通信費(自宅のネット回線&携帯電話代金など)
・電気ガス水道代
・保険代

いわゆる毎月必ずかかる固定費です。

まず通信費ですが、平均1人あたり10000円というデータもありますが
我が家は大人2人で1600円です。
スマホ代は楽天回線で無料、自宅のインターネットはマンションタイプのもので1600円です。
我が家は少し極端かもしれませんが、スマホの通信料金は各社続々と格安プランを発表しています。
家のインターネット代も次々と新しい会社、プランが誕生しています。
一度も見直していない人は一度調べることをお勧めします。
我が家はたまたま家のポストに投函されたチラシの料金プランが安く問い合わせてみると、マンションの特別プランに加入できることが判明し月3000円ほど安くなりました。
そのチラシに気がつかなければずっと高い通信費を払い続けていたことになります(^^;)
最初の手間はかかりますが、あとは何も我慢せず節約できるのお勧めです。

電気代とガス代は家族構成と使用する時間帯でどこの会社が安いとは一概に言えないので、ぜひ一度ネット上でシミュレーションしてみてください。

水道代は「節水シャワー」を試してみるのも良いと思います。
我が家は取り付けが難しいタイプのシャワーなのでつけていませんが、そもそも安いので今のところ気にしていません(^^;)
あとはドラム式洗濯機、食洗機は節水に有効だと思います。
単純に家事が楽になるので節約関係なくお勧めです。

最後の保険代ですが、貯蓄形保険は入る必要がないと思います。
我が家は60万円の損しましたが解約しました。
私が加入していたものは年金代わりのもので、
65歳で300万円払込に対し同額返金され一生保証が続くものと、
60歳で600万円払込に対し、+150万円の返戻金があるものでした。

インデックス投資であれば月1万円運用期間25年で元金600万円が一般的に期待できる利回り(3%)で892万円になります。約300万円弱プラスになるのです。
月5万円弱支払っていた保険料が2万円ちょっとになりスッキリしました。
残りの保険は学資保険です。
これは残り10年弱で払込み期間が終わり、必ず必要なキャッシュなのでそのまま積み立てています。

それでもどうしても合計が100%を超えてしまうという方は、収入を増やすしかありません。

収入を増やす代表的なものは

1.収入アップが見込める転職をする(働いてない場合は働く)
2.副業する
3.資産運用をする

この3つだと思います。我が家も1と3を実践しました。
収入を増やさずに貯蓄の目標を達成したいのであれば出費を減らす、どうしても出費を減らせないのであれば収入を増やすことを検討する。
どちらも実現できればベストですね。

ちなみに、収支には毎月あるものと年に1回や2回だけのものがあります。例えば税金や保険料、ボーナスです。この予算はあくまでも月の予算なので、年間の収支は別途把握する必要があります。
それについてはそれは次の項目で説明いたします。

未来家計簿をつけよう

さて、突然でてきたワードですが、未来家計簿というのは私が勝手にそう呼んでいるだけなので他にこのような家計簿のつけ方をしている人がいるのかは分かりりません。
めんどくさがりやで丼勘定な私が唯一続けることができた家計簿です。
毎日、週に一回でも記帳するのがめんどくさい!でも最初だけは張り切って記帳できるという方におすすめの方法です。

未来家計簿とは、明日以降の未来の収入と出費を全て決定し、先に家計簿に記帳してしまう手法です。

まず初めに、5年後くらいまでの月の収支をこんな風にざっくり記帳します。

画像2

これをつけるために、先ほど毎月の出費を把握したのです。
これから使う予定のお金、貯めるお金を今決めてしまうのです。
すでに発生することが分かっている固定資産税や住民税の一括納税、保険料に加え、1年後に海外旅行に行く、3年後に結婚式をあげる、5年後に子供が生まれるなど、楽しい未来予想図を考えます。

先のことなんてわからないと思う方もいるかもしれませんが、とりあえず仮でいいのです。
我が家は子供が2人いるので入学費用や受験の塾代などを予算組みしています。
できればもう1人子供が欲しいので、それに関する費用も記帳しています。

で、あとはマネーフォワードなどで残金が貯蓄額に近い数字かどうかを毎月チェックするのです。
基本的に細かい収支は記帳しません。家具家電の買い替えや引越しなど、大きな金額の出費のみ記帳します。

この作業がめんどくさいという方には向かないものですが
私は計画を立てるのは好きなので、このやり方が1番あっていました。
とりあえずこの指標通りにお金が溜まっていれば問題なしと、細かく家計を把握したり節約することはしませんでしたが、無事目標金額を貯めることができました。

以上、我が家の場合の家計管理法でした。
ちなみに我が家はエクセルで未来家計簿を35年後である60歳までつけています。
老後にたまる貯蓄額をみてニヤニヤしています(笑)

この記事が参加している募集

#お金について考える

37,763件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?