正解を引き当てる力
突然ですが、コミュニケーションに正解はあるのでしょうか?
今回は、自分に自信がないからこそ身につけられるかもしれない処世術について書いてみようと思います。
私が思うに、劣等感や劣後感は、捨てる必要がない感性です。
…簡単に捨てられるものではないでしょうし、もし活用出来るとしたら、ちょっと気が楽になりませんか?
卑屈だったり、頑なだったり、愛嬌が無くても、たった一つの知識と、たった一つの技術で、自分の価値観や生活習慣を何も変えられなくても、人生は変えられるのではないか?
そんな話を記事にしてみようと思います。
最後までお付き合いいただけると幸いです。
なお、あくまでも個人的な意見であり、偏った思考であると思いますが、ご容赦くださいませm(__)m。
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「他人の顔色を窺う」ことのメリット
「あなたは、あなたという一人の人間なのだから、誰かの顔色を窺って生きるのは、お止めなさい」…以前の私には、この言葉は「救いの言葉」ではなく「これが出来なければ人間失格の烙印を押される」と思ってしまうくらい、好きではない言葉でした。
「自分以外の人間がいるからこそ、それらの人間を観察し、何事もない毎日を手に入れるのだ」…そんなふうに思って生きていました。
「他人を気にしない生き方」ができない人はどうしたらいいのか?
基本的に、検索しても(言葉は悪いですが)矯正しなさい、ということしか書かれていないと思いませんか?
出来ない人は、自分で気づいています。でも、変えられなくて悩んでいるのです。
そんな人に、「他人を気にするのは、あなたが自分自身しか見ていないからなので、変えていきましょう」は、早足過ぎる気がします。
「他人の顔色を窺う」ことには、メリットもあります。
簡単に言えば、「観察力・推察力」が身につきます。
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見えないモノを見る力
個人的な意見ですが、ヒトの脳の優れた機能は「記憶する」ことより、「想像する」ことと「忘れる」ことだと思っています。
特に「想像する」機能は鍛えることで精度が上がるので、最終的に「他人の顔色」ではなく、「他人の立ち居振る舞い」で、感情や思考のパターンを把握することも可能です。
ところで、「メラビアンの法則」をご存知でしょうか?
「人は見た目が9割」とかってヤツです(雑な説明w)。
「見た目=非言語(ノンバーバル)」情報が、人の印象を9割方決定づけているのなら、「観察・推察」の精度が上がれば、「言語(バーバル)」コミュニケーションが行われる前に、他人よりも優位に立つことができます。
つまり、会話をコントロールできるということです。
相手が「イライラしている」のなら、穏やかに寄り添う言葉使いを心掛け、相手が「気分がいい」のなら、今のうちに仕事のミスを謝っておく…などなど。
会話は「話す・聴く」の前から始まっていますし、「他人の顔色を窺う」人は、この初手の優位性を掴むことが可能だと思います。
「いやいや…そんなの無理だよ(;´・ω・)」
そんな人向けに、先に述べた「一つの知識」と「一つの技術」を、お話したいと思います。
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一つの知識=「人は同調する」
先ほど、「会話は話す・聴くの前から始まっています」と述べました。
そして、「他人の顔色を窺う」人は「観察力・推察力」の精度を高められるという話もしました。
ここで、改めて「同調」の意味をおさらいしておきましょう。
【同調】どうちょう
1.《名・ス自》他のあるものに調子をあわせること。他と同じ意見・態度になること。「―者」
大事なのは、「相手を同調させる」のではなく、「自分が同調しておく」ことです。
例えば、「観察・推察」によって、相手が「イライラしている」ことを察知していれば、「さらにイライラさせる」行動はしませんよね?
むしろ、「どうしたんですか?」と話しかけ、相手が「何?」と不機嫌に答えてきたら、「イライラしているように見えたので、何かあったんじゃないかと思って心配なんです…」と、同調(寄り添い)の態度を示すことで、「自分は敵ではない」ことをアピールできます。
すると相手も、あなたに対して敵対的態度は取らなくなります。
…あくまで経験則なので、絶対ではありませんが( ̄▽ ̄;)。
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一つの技術=「最強スマイル」
個人的な意見ですが、「最強スマイル」は意識的に作れます。
(ーー;)…なんだか最近、投稿するたびに、私…腹黒い人になっていませんか?(笑)。
腹黒い…のかな?( ̄д ̄)…話を戻します。
顔の表情というのは、「表情筋」の動きで決まります。
つまり、楽しくなくても「笑顔」になれるのです。
ですが、「笑顔」になると、面白いことに人は「楽しい」と感じるようになるのだそうです。
先ほどの「同調」との組み合わせにもなりますが、
①「笑顔」を作る
②「楽しい」と感じるようになる
③相手も嫌な気分じゃなくなる(同調効果)
…ポイントは「笑い方」です。
ぜひとも、鏡の前で「あはは(≧▽≦)」の練習をしてみましょう。
「ウフフ(*´ω`*)」ではなく、「あはは(≧▽≦)」です。
…どうですか?
他人の目を気にせず、恥ずかしがらずに笑えたら、きっと素敵にキュートな「最強スマイル」の出来上がりです(≧▽≦)キャハ♪
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まとめ
「他人の顔色を窺う」ことで、「観察・推察」能力が磨かれ、「正解」とまではいかずとも「不正解を引き当てるコミュニケーション」を避けられる可能性があるコトを述べてきました。
劣等感や劣後感があっても、人は「笑顔」を作ることで、逆説的に「楽しい」と思う感情も手にすることができるコトも述べました。
そして、楽しい気持ちで「あはは(≧▽≦)」と笑えたら、自然と「他人の目を気にしなくなる」かもしれませんし、その先に「他人の顔色を窺う」ことを止める日が来るかもしれませんし…来ないかもしれません。
ですが、どんな感情・感性も決して「悪い一面」だけではないことは、覚えておいて欲しいと思います。
少なくとも、あなたという存在は、「不正解」などではないのですから…。
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ということで、最後までお読みいただきありがとうございました。
自分のスキじゃないところも、認めてあげてくださいね。
今回の投稿は以上です。
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