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人生における「大きな選択」は、一つや二つではない。

今、目の前にある選択が「人生を左右する選択」だと身構えてしまうと、私たちは選択すること自体におそれを抱いてしまいます。

ある程度の年齢を生きてみると、「大きな選択」は思いのほか多く存在することに気が付きます。

「大きな選択」と対峙する際、私たちが意識しておきたいことは二つあると思います。

一つは「選択肢を選ぶ」という行為に慣れておくことです。

「大きな選択」があるということは、それ以上に「小さな選択」が日常のいたるところに溢れています。

「小さな選択」だからと無下にするのではなく、必要に応じて、必要な労力をかけて選択をする習慣をつけておくことが肝要だと思います。

日頃の「小さな選択」で「考える→吟味する→選択する」ということを意識して実行すると、「大きな選択」を目の前にしたときに「選ぶことへの戸惑い」は軽減するのではないかと個人的には考えています。

選択に大小はあれど、実行するフェーズは大差ないからです。

もう一つの意識しておきたいことは「選択に自分の人生を賭けない」ということです。

選択とは、一見すると「取捨選択」という言葉の通りにトレードオフだと考えてしまいますが、必ずしもそうではありません。

時間の経過こそ遡れませんが、立ち戻って選択し直せることは多々あります。

例えば、就職活動中に職業選択するケースを考えてみましょう。

「一つの業種に絞らなければならない」という選択自体が、現代においては既に錯誤(思い違い)の可能性があります。

副業を解禁している企業に就職することで、二つの職業に就くことも可能なのです。

また、恋愛などで失恋や離縁をされても復縁の可能性はゼロではありません。

…まあ、この選択は賛否両論でしょうし許容できない人もいると思うので、上手な例ではありませんでしたね…。

ともあれ、私たちの人生には、私たちが思っている以上に、多くの「大きな選択」が存在しています。

その場に直面して悩むのではなく、普段から小さな悩み(選択)に慣れておきたいモノですし、都度、人生を賭けていては命がもちません。

ただ、「大きな選択」が数多く選択するからと言って選ぶことを軽視してはいけないと思います。

選択とは、大小にかかわらず、私たちの人生に大きな意味をもたらすのですから。


ということで、最後までお読みいただきありがとうございました。

今回の投稿は以上です。

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