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帰省の回数は多く、滞在時間は短いのがいいなという話

先週の帰省では4年ぶりに母親、2年ぶりに兄、5年ぶりに実家へといったぐらいでひさしぶりの帰省でした。こどもが成人してしまうと、孫を合わせに行こうなんてこともなくなり、すっかり頻度が下がりました。

で、いきなりではありますが、他の親戚にも会おうとまた帰省することにしました。母と母の兄はここ数年トラブルでほとんど顔を合わせていなかったりするのですが、少しは落ち着いたみたいだし、母の去年亡くなった従姉弟の家もまわります。

先週父の妹(祖父母、叔父叔母の最後の生き残り)と会いました。元気そうでしたが78歳とのこと。残念だけれど確実に会えなくなる日は来るわけで、可能なうちに会っておこうということです。もう親とかその兄弟従兄弟なんて親戚はそういう歳なんですよね。これからどんどん亡くなる人も増えるでしょう。ぼくが生まれる前とか、やたら若いときに亡くなった人を除いても、祖父母やその兄弟、父、父の弟、母の兄の奥さん、母の姉の夫、母の従兄弟、今回会いに行く母のイトコの子供(まだ30代でした)とかね。これに近所の人だとか、両親の友達だったなんて人たちを合わせたら随分亡くなってます。

おじさんの家の猫「ラテ」

休職中に、休息以外でもなにか意味にあることをしたいなということで今回の帰省になりました。ふだんの週末、長期の休み、なんだかゆっくりしたり旅行に行ったりしたいですもんね。今行かなかったらいつなのという感じです。

来週の診察で、復職か休職延長かどちらかじぶんの意見を言う必要があるので、あれこれ考えたいというのもあります。一人で中距離電車に乗って行き来したり。じぶんはなんで田舎から出てきたんだっけとか、田舎にいるころどんな仕事したかったんだっけとか、してたんだっけとかね。

田舎に帰るときに昔に帰り、そこから家にもどるときに現代にまた戻ってくる感じってあります。単純に地方=田舎=遅れてるみたいな意味じゃなくて、一人暮らしをするまでは、家族で同じ町のなかで1度引っ越しただけなので、生まれてから20代ぐらいまでの記憶がたくさんあります。

で、実際半日以上滞在してきました。実家は一瞬、叔父の家、親戚の家と3軒まわりました。平日なのでとっくに後期高齢者世代の人かペットの猫ぐらいしかいませんでしたが。

親戚の家で保護されていた鳩

なんとなく、この親戚とこの親戚はシックリきてないのかな、とかいうのがわかったりするので、車であちこち連れて行ってもらわないと移動できない身としてはいろんな人に会うのが難しいんですよね。実家と最寄駅の往復ぐらいならまだしも、複数の親戚をまわろうなんて場合タクシーはコストがかかりすぎますからね。

電車の話ですが、一度の乗り換えで済むパターンと2回必要になるパターンがあるのですが、行きは2度、帰りは1度でした。いつも乗り換え少ないパターンで選んでいたので、この2回目の乗り換えが楽しくて、次回はちょっと早く家を出て途中下車してコーヒーなんかも含めて2時間ぐらいぶらっと駅周辺を回ってみてから、実家に帰省するというのもありかなと。

親戚のおばさんにだけ懐いていた狂猫先代さくら
初見のぼくがいるので家に入ってこない夜行性の2代目さくら

先月4年ぶりに母に会ってから3週間ほどでまた会ったので、やはり会いすぎると昔の愚痴なんかもでてくるし、短めの滞在のほうがお互い気分がよいのかなと学んだので、滞在は短く、頻度は多くを目標にしたいと思います。

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