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万年筆ブームが去ったけど、万年筆を使ってる

去年の夏ぐらいから、万年筆ブームが来た。気になり出すと、書き味や、線の太さなど、あれこれ気になって、1〜2万円ぐらいの万年筆を立て続けに4本(カスタム74の中細字と中字、カスタムヘリテイジ91の細字、キャップレス マットブラックの細字)買った。

インクは4色持っているけれど、メインで使うのは色彩雫の月夜。旅先で描くのが好きなので、インク切れは困る。大容量のコンバーター・CON-70が使えるカスタムシリーズはいいとして、容量の少ないCON-40と50しか使えないキャップレスでは、CON-40よりずっと容量の大きい、純正のインクカートリッジに、シリンジ(化粧水を入れ替えるのに使う注射機能用なもの)で好きなインクを入れて再利用していた。

今。キャップレス には純正のカートリッジインクを使っている。以前買って、色が万年筆っぽくなくて使っていなかったやつだ。ブームが過ぎてみると、別に黒いインクでも問題ないし、大好きな月夜は、他の万年筆で使っている。

なにかに熱中するのもいいけれど、ついつい入れ込んで、自分で自分にあれこれと制限をつけてしまいがち。しばらくして熱がさめたころに、一歩引いて見るようになると、堅いこと言わずに、自然体で付き合える。



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