見出し画像

インドネシアから初めて日本に行って驚いたのは、技術力とおもてなしだった

「本当に凄い!」

それは、初めて日本に行ったときに出た言葉でした。

私は、駅にあるさまざまな種類の自動販売機を見たとき、本当に驚きました。今までテレビでしか見たことがなかったものを、やっと実際に見られたのです。日本の自動販売機は飲み物やチケットはもちろん、おやつ、お米、たばこ、新聞まで、さまざまな商品を販売していて、世界で一番凄いと思います。

もう一つ私が驚いたのはトイレでした。見たことがないボタンがたくさん付いていて、「日本の技術のレベルはインドネシアとは全く違う!」と思いました。そういう発見をするたび、日本の技術力を実際に体験できるのが本当に嬉しくて、日本に来られたことに対する感謝の気持ちでいっぱいになりました。

他にも、セルフサービスの自動レジや、冷凍食品、缶詰など、生活を便利にする技術がたくさんあり、留学生として一人暮らししている間、とても助かけられました。

ただ、日本に住んでいたからこそ、「日本の素晴らしさは高度な技術だけではない!」と感じることもありました。例えば私は、日本の「おもてなし」も体験しました。

一番記憶に残っているのは、レストランでデザートを頼んだときのことです。店員さんは私と友人に、「このデザートにはアルコールが含まれているので、イスラム教徒の方は食べられないかもしれません」と、優しく丁寧に教えてくれ、代わりに、私たちが食べられるデザートを推薦してくれたのです。 小さなことかもしれませんが、このとき私は、「ああ、日本人は本当に外国人を理解しようとしているのだ」と感じました。

他に「おもてなし」を感じたのは、行政手続きです。

留学生として日本に住んでいたとき、市役所でさまざまな手続きをしなければなりませでした。例えば、住民登録、国民健康保険への登録、アルバイトの許可書申請などです。そのため何度も市役所に行きましたが、職員さんたちはいつでも親切でした。 

そして最も重要なことは、どの行政手続きも時間があまりかからず、私のような外国人でさえ、簡単に済ませることができたということです!インドネシアの行政手続きはそろえなければいけない書類やプロセスが複雑で、役所の人もみんな親切とは限らず、とても大変なんですよ。

実際にこの目で見た日本は、私が以前から持っていたイメージから、それほど遠くありませんでした。高度な技術力、素晴らしいサービス、環境の清潔さ、生活の便利さ。それらを直接体験できて感動しました。 日本に住んだことは、私の人生の中の最も貴重な経験の一つです。

パンデミックが早く終わり、また日本を訪れてその素晴らしさにもう一度触れられることを、心から願っています。

執筆:Yunia

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?