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走り始める。

何となく物件をいくつか内覧し始めて、不動産屋さんの親切、丁寧な対応を受け続けている。申し訳ないと思う時がある。それは、クリアになっていないことの方が多くてボンヤリ感が前面に出ているため案内担当スタッフさんもおそらく気を使っていることだろう。

作成途中の創業計画書を添削してもらいに行くが、この数字は?ターゲットになる年齢の区切りは?どんな人に来てもらいたいの?など基本的な質問にも答えられず、色々な仕事があるけど自分で仕事を始める大変さを痛感し、めんどくさいという気持ちが前面に出てきている。

そして、個人事業主の場合は自分の給料は経費じゃないことに驚愕し、個人で仕事している人はみんな「すげ〜な」と中学生くらいの感想しか浮かばない。深みがないのである。

そういえば、昨日FCバルセロナのドキュメントをみた。一時代を築いたベップの功績を振り返るという内容だ。

クライフが築き、受け継がれてきた哲学を大切にしながら、生え抜きの選手と移籍組を融合させる。食事や細かいポジションニング、かなり細部まで管理されていたようだ。細かく管理されるのはおそらくストレスになるだろう。しかし、突き詰めて考えているということでもある。そして、結果的に見惚れるようなサッカーだった。多くの人の心に残るパスワークだった。

仕事をするとは、記憶に残すということなのかもしれない。


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